ここから本文です
[PR] 累計当選台数68台!フルーツメール登録でトヨタの車が当たるチャンス♪

夢の「国産」燃料もコスト低減課題 メタンハイドレート海洋試験

産経新聞 3月12日(火)15時11分配信

夢の「国産」燃料もコスト低減課題 メタンハイドレート海洋試験

「燃える氷」とも呼ばれるメタンハイドレート(写真:産経新聞)

 メタンハイドレートから天然ガスを取り出す洋上での試験に世界で初めて成功したことで、エネルギーの大半を輸入に頼ってきた日本にとって、将来の国産燃料としての実用化に大きな期待がかかる。ただ生産コストの低減など課題も多く、官民を挙げた技術開発の推進が欠かせない。

【米国の存在感】自動車にも「シェール革命」? エコカーの影が薄れたワケ

 日本が自前で生み出せるエネルギーは水力発電が中心で、エネルギー自給率は4%と極めて低い。東京電力福島第1原子力発電所の事故により、原発の稼働停止が長期化したことで、液化天然ガス(LNG)などの輸入量が増大。電気料金が値上がりしたこともあり、経済産業省では希少な国内資源として、メタンハイドレートの実用化を早急に進めたい考えだ。

 ただ埋蔵資源のうち、技術的かつ経済的に採取可能なのは、石油でも存在する量の3〜4割、天然ガスは6〜7割程度といわれる。北米を中心に増産が続く新エネルギー「シェールガス」は低価格で埋蔵量も豊富だが、現時点で開発コストが高いメタンハイドレートが、どの程度の価格競争力を持てるかどうかは不透明だ。実用化にはコスト低減の努力が欠かせず、今後の技術開発が、新たな国産資源の将来性を左右する。(三塚聖平)

最終更新:3月12日(火)19時10分

産経新聞

 

この話題に関するブログ 2件

関連トピックス

主なニュースサイトで メタンハイドレート の記事を読む

PR

PR
進化したヤフー公式アプリ登場

注目の情報


PR