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新型出生前診断「指針尊重を」 厚労相、近く通知
2013.3.12 21:59
妊婦から採取した血液で胎児の染色体異常が高い精度で分かる新型出生前診断について、田村憲久厚生労働相は12日、「すべての関係者に(日本産科婦人科学会が定めた)指針を尊重していただきたい」と述べた。近く、都道府県や関係団体に通知を出す予定。
新型診断は早ければ4月に開始されるが、厚労省は出生前診断全般を国民に正しく理解してもらうため、遺伝カウンセリングの充実策を検討。研究班を立ち上げ、新型診断のほか母体血清マーカーや羊水検査など従来の出生前検査についても、実施機関に実態調査する方針を明らかにした。
新型診断をめぐっては、実施機関を認定する日本医学会の登録部会が申請受け付けを開始。昭和大学病院(東京)や国立成育医療研究センター(同)など複数の医療機関が12日までに、申請する方針を表明した。
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