2013年03月08日 (金)

スギ雄花の放射性セシウムは半分

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福島県の杉林で、花粉がつく雄花に含まれる放射性セシウムの濃度を調べたところ、前の年の半分程度に低下していることが分かりました。調査した林野庁は「吸い込んでも、放射線による健康への影響はない」と話しています。

福島第一原発の事故で放出された放射性物質の影響を調べるため、林野庁は、去年11月から12月にかけて、前の年に調査した福島県内の杉林から、空気中の放射線量の分布にあわせて31か所を選び、スギの雄花に含まれる放射性セシウムの濃度を測定しました。その結果、28か所で前の年を下回り、全体では半分程度の値になっていました。
最も濃度が高かったのは、前の年と同じ原発から西北西に10キロ余りの浪江町小丸で採取したスギの雄花で、前回の調査のおよそ3分の1の1キログラム当たり9万500ベクレルでした。
同じ濃度のスギ花粉が、これまで国内で測定された最も高い密度で4か月間飛散し続けたとすると、吸い込んだ人の被ばくは0.206マイクロシーベルトになる計算だということです。
これは、現在、東京・新宿区で屋外に4時間半いたときに受ける放射線量とほぼ同じ値で、林野庁は「吸い込んでも、放射線による健康への影響はないと考えられる」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:06:59  | カテゴリ:科学のニュース
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コメント(1)

ポチが知ってか知らずか知らねども、敗戦後に日本国中に杉と檜を植林しさがしたのは林野庁の役人共のおかげなんだっぺ! Google Earthなんかで見てみると、非居住域の断崖絶壁の斜面や稜線、谷底にさえも杉を植えていたりするばい。
植林政策に問題が数々あるのはンHKでも度々警鐘番組をながしているし、一般国民が直接的に多大な被害を被っているのがスギ花粉だったわいね! 林野庁の原子力推進勢力はそれに放射能加えて全国に拡散をさせて下さって、「国民の健康に影響はない」とポチは伝えて下さると・・・ 外国の方々がこの国のこの国の有り様に不信を感ずるのは当たり前だいね〜
わいらんとこの半島は平野なんてないので半島全体が黒い緑に覆われており、この時期には半島全体が花粉に襲われて猪鹿猿などの害獣ともどもグシュンぐしゅんでグジュグジュの状態だわいね。でも、住民の皆さんのがんばりのおかげで幸いにも原発は一基もなくて放射能の余計な心配はせずにすんでいますが、大植林政策の弊害はなんとかしなくては後世の皆さんに申し訳が立たないではないか、なあ、林野庁のシロアリ役人はんたちよ〜、清流の尼子や鮎らも嘆いておら〜すバイ!
ポチとかシロアリどもが肺一杯に吸い込んだくれ〜じゃ何の役にも立たんのじゃよってに、花粉で飛散する前になんとかすることを考えておくんなんし、取り敢えずはあんたらがその雄花とやらを全部摘んで食べてみて、安全・安心の証明でもしてくれるべ〜か?
虎丸はんによれば、国土の深層崩壊の主原因は植林政策の失敗にあるとのことで、「何事も過ぎたるは及ばざるが如し」なんだっぺからして、程々の状態に戻さねばない! 違憲国会よ、頑張っておくんなます〜

投稿日時:2013年03月11日 07:38 | ポチ:よ、スギ花粉は身体に良いから、林野庁と一緒に食べつくせ〜  

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