琵琶湖で体長48cmの巨大金魚が釣り上げられました。
日本の湖で最も大きい琵琶湖で、巨大金魚が釣り上げられました。
「フナかなと思ったんだけど、赤いし、金魚かなと思って。寄せたら、大きい金魚だった」と釣った本人もビックリ。
滋賀県の琵琶湖で釣れたという魚は、なんと金魚。
釣り上げたのは滋賀・草津市に住む長尾哲也さん(45)。
2月、琵琶湖へコイを釣りに来たところ、偶然針にかかったのは金魚でした。
しかも、その大きさがまさに驚き。
普通の金魚とは比べ物にならない、体長48cmでした。
ちなみに、ギネス・ワールド・レコーズによると、世界最長の金魚は2003年にオランダで確認された金魚で47.4cm。
ということは、世界記録を0.6cm上回っていることになります。
ところで、そもそも本当に金魚なのか、琵琶湖の生態系を研究する滋賀県琵琶湖博物館の桑原雅之さんは「金魚だと思いますけどね。非常識にでかいので。(琵琶湖に金魚は?)住んでいるわけないじゃないですか。誰かが飼っていて、飼いきれなくなったか」と話しました。
別の専門家によると、現在、琵琶湖に生息するフナも、ごくまれに赤く変異することがあるといい、今回の巨大金魚も、こうした突然変異したものの可能性もあるといいます。
金魚の町として知られる、熊本・長洲町の担当者は「長洲町では、ジャンボシシガシラという大きな金魚がいます。現在、30cmのものが泳いでいます。琵琶湖で48cmの金魚が釣れたということで、信じられないくらいの大きさですね」と話しました。
長尾さんは「大丈夫かな。このまま飼って。大きいところで飼った方がいいんかな」と話しています。
長尾さんは、この巨大金魚に奥さんと同じ「よしこさん」と名前をつけ、当分の間、自宅の水槽で飼うということです。