異例の判決…“雇い止め”派遣社員を「正社員」に(03/13 18:27)
雇い止めされた派遣社員を正社員として認める異例の判決です。
この裁判は、山口県内にあるマツダの工場で、雇い止めされた元派遣労働者15人が正社員としての地位確認を求めたものです。マツダは、「生産サポート社員制度」という社内の制度で派遣労働者を一時的に直接雇用した後、再び派遣労働者として働かせていました。判決は、この制度を最長3年間とされる労働者派遣法の取り決めよりも長く労働者を確保するためのものだと指摘し、原告のうち13人を正社員と認める判決を言い渡しました。判決に対し、マツダ側は「判決内容を検討し、今後の対応を決定したい」としています。