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【芸能・社会】

貴城けい 新たな私を見て 日本初上演ミュージカルに岡田浩暉とW主演

2013年3月14日 紙面から

公私ともに充実し、笑みを見せる貴城けい=東京・内幸町で(戸田泰雅撮影)

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 元宝塚歌劇団トップスターで女優の貴城けい(38)が、オフ・ブロードウェーで人気を集めた日本初上演のミュージカル「テン・ミリオン・マイルズ」(北澤秀人演出、8月24〜9月1日に東京・新国立劇場小劇場)に主演する。本紙の取材に貴城は「新たな貴城けいを見せられる」と自信を見せ、今年1月に結婚した歌舞伎俳優の市川月乃助(44)との新婚生活について「ダンナさまがいて安心感があり、幸せ」と大いにのろけた。

 作品は俳優岡田浩暉(47)とW主演。知り合ったばかりのモリー(貴城)とデュエイン(岡田)が、フロリダからニューヨークに向けた旅を通じ、自分探しをする筋立てだ。モリーは元アルコール依存症で荒れた過去を持ち、流産も経験する。マンハッタンの比較的小さい劇場で上演されるオフ・ブロードウェー作品は初めて。「世界観が独特ですが、出演者はたった4人。自分も負けずに魅力を出し、貴城けいとしても成長したい」と話す。

 結婚したのも仕事の大きな原動力のようだ。夫とは、6年前に舞台で初共演し、昨年秋に5年ぶりに再会した際、結婚を互いに意識した。

 「電撃結婚でした。心の中で常に支えてもらってます」とうれしげで、「彼は、たとえどんなにまずい料理でも『おいしい』と言ってくれるタイプ。人類にこんなに優しい人がいたのかとも思います」とおのろけ連発。子づくりについては「できたらいいですね」とはにかんだ。

 梨園(りえん)の妻となった結婚発表後、宝塚の大先輩であり、市川猿翁(73)の元妻で女優の浜木綿子(77)からお祝いの電話をもらったといい、「お電話いただいて心強い。妻業も頑張りたい。得意じゃないけど料理も一生懸命します!!」と張り切っていた。

◆真琴つばさ原案舞台にも共演

 貴城は、真琴つばさ(48)が原案を初めて手掛ける宝塚歌劇団100周年に向けた特別公演「DREAM LADIES」にも出演する。真琴、湖月わたる(41)、大和悠河(35)ら宝塚OGによる芝居&ショーの2部構成。女性4人組の人気グループが解散後、夢を求めていく姿などを描く。4月24〜29日に東京・丸の内の東京国際フォーラムで上演。

 ◇貴城けい(たかしろ・けい) 1974年5月22日、東京都出身。92年3月、78期生で宝塚歌劇団に入団、同年「この恋は雲の涯まで」で初舞台。2006年5月に雪組から宙組にくら替えし、男役トップスターとして活躍。07年2月に宝塚を退団後、女優として舞台やテレビ、映画などで活躍中。身長170センチ。

 

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