国際豚の死骸6千匹、プカプカ流れる 上海市内の河川 伝染病ウィルス検出2013.3.12 18:02

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豚の死骸6千匹、プカプカ流れる 上海市内の河川 伝染病ウィルス検出

2013.3.12 18:02 アジア・オセアニア

 【上海=河崎真澄】中国上海市で市内を流れる黄浦江に豚の死骸が大量に浮いているのがみつかり、同市当局系ニュースサイト「東方網」は12日、合計で5916匹の死骸が同日夕までに回収されたと伝えた。

 死骸は今月上旬からみつかり始め、同市当局は11日に、その一部から「豚サーコウイルス」と呼ばれる病原が見つかったと発表。人間には感染せず、河川の水質への影響も問題ないなどと説明していた。

 一方、死骸が見つかった流域は周辺住民の飲料水の水源となっており、住民の間で懸念が強まっている。

 同市当局は豚の耳についていた標識などから、隣接地で上流の浙江省嘉興の養豚農家が飼育していたと断定、調査を始めた。伝染病に感染して売り物にならなくなった豚を、河川に突き落とした可能性がある。豚の死骸が食肉として売却された形跡はないという。

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