韓国の聯合ニュースなどによると、ソウル中央地検は13日までに、戦時中に日本に強制動員された被害者らに対し、日本に対する訴訟などで補償金を受け取れるなどとし、会費などの名目で多額のお金をだまし取ったとして、「太平洋戦争犠牲者遺族会」の会長ら3人を詐欺罪で起訴した。
3人は2010年3月に訴訟団をつくり、弁護士選任や遺族会の登録などの名目で、翌年初めまでに3万人余りから計15億ウォン(約1億3千万円)を集めた。訴訟や交渉で補償金を2千万ウォンまで受け取れるなどとしていたが、訴訟も起こさなかったとしている。(ソウル)
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朝日新聞国際報道部