最近米国、フロリダで2つの目がない赤ちゃんが誕生し、衝撃を与えている。

フォックスニュース等、複数のメディアは、最近生まれたBrielle Garrisonちゃんが眼球組織の不足で発生する『無眼球症』(anophthalmia)で眼球が欠如した症状を見せていると報道した。

この現象は産婦が妊娠中遺伝子異常を起こすことや、化学物質や麻薬またはウイルスなどの環境的要因のため発生確率も高まったりするとのこと。

ニュージャージーにあるハッケンサック大学(Hackensack University)の産婦人科学科長、Dr. Manny Alvarez氏は「このような現象はほとんどが、妊娠18週ぐらいに超音波検査で知ることが出来る。」としながら「『無眼球症』の原因は遺伝子異常および非正常的な眼球染色体にある。」と説明した。

アメリカ国立衛生研究所(NIH)は産婦が妊娠状態で子供の『無眼球症』を防止できる治療法はまだ開発されていないが、最近になってこの症状を見せる子供たちへの移植手術が研究されていると伝えた。

Brielle Garrisonちゃんの母は「私たちは毎日何人かの医師に会って子供の目を作る方法を研究している。これは、非常に大変で長い時間がかかるだろう」と話した。

一方、英国で発表した研究結果によれば、新生児1万人の中で1人の割合で染色体異常にともなう『無眼球症』が発病することが明らかになった。