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原発再稼働推進、現職5選 青森・東通村長選無投票

 任期満了に伴う青森県東通村長選が12日告示され、無所属現職の越善靖夫氏(71)のほかに立候補の届け出がなく、越善氏が無投票で5選を決めた。
 越善氏は同日夕、村内の選挙事務所で支持者に「村は原発事故以来、世論や国政の中で非常に厳しい状況に置かれている。村の諸施策を実現するためには再稼働は必要不可欠だ」とあいさつ。停止中の東北電力東通原発(東通村)の再稼働を国に働き掛けていく考えを示した。
 その後、会見した越善氏は「福島県民に対して我々にも思いはある。一方で、村も県全体の経済も疲弊している。国策に協力してきた長い歴史がある。国はエネルギー政策の方向性をしっかり考えてほしい」と述べた。
 越善氏は東通村出身。田名部高卒。村企画課長、助役などを経て1997年に初当選した。村の有権者数は6053人(11日現在)。


2013年03月13日水曜日


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