関西テレビ 出演拒否者をスタッフで撮影

関西テレビ 出演拒否者をスタッフで撮影

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関西テレビ 出演拒否者をスタッフで撮影

< 2013年3月13日 14:00 >


 「関西テレビ」(大阪市)の夕方のニュース番組で、映像での出演を拒否した人物をインタビューする際、当該人物ではなく番組スタッフの後ろ姿を撮影しながら取材し、放送していたことがわかった。

 関西テレビによると、去年11月30日に放送された夕方のニュース番組「スーパーニュースアンカー」で、大阪市職員が深夜に別の仕事を行う兼業疑惑について放送した。その際、内部告発者のインタビュー取材で、本人が映像での出演を拒否したため、取材班はその場で、現場にいた取材スタッフを背中越しに撮影しながら告発者の音声を収録し、放送したという。

 これについて関西テレビは、「内容に偽りはなく、告発者を守るためだった。捏造(ねつぞう)ややらせには当たらないと考えるが、不適切な映像表現であり再発防止に努める」としている。

 関西テレビをめぐっては07年、情報番組でのデータなどの捏造が発覚し、当時の社長が引責辞任している。

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