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B-CASカードの改造方法
※B-CASの改造は刑事、民事でも起訴される可能性があります。「B-CASの改造やsoftCASによる視聴は違法か」参照
※この記事はネット上の情報をまとめたもので未検証です。
カードの書き換えができるのは限られています。カード番号のリストは最後に載せています。
◆必要なもの
・B-CASカード
・カードリーダ
・casinfo.exe・・・B-CASカードの情報を表示
・CardTool.exe・・・カードの改造ツール
・BCASID.exe・・・カードのIDの変更ツール
◆手順
①まずカードの中を見る
カードリーダをセットし、B-CASカードを挿す。
コマンドプロンプトを起動し、casinfo.exeを実行する
※ここで失敗するのは?
カードの裏表を間違ってる or カードリーダーに問題がある。
成功すれば、各チャンネルの無料期間終了日時が表示される。
②カードを書き換える。
コマンドプロンプトを起動し、CardTool.exeを実行する。
※ここで失敗するのは?
ハズレカードなので諦める
CardToolが起動したら(キー入力はゆっくりと。連打はしない)
F1を押してバックアップする
F4を6回押してバックアップしたBINを移動&期限を2038年に設定する
1→2→3→4→5→a→s→d→f→gの順番でキーを押す(テンキー不可)
[Esc]キーを押して終了
③カードのIDを変える
コマンドプロンプトを起動しBCASID.exeを実行する。
画面の説明に従って新しいIDを入力する。
◆なぜIDを変えるの?
A.毒電波を防ぐため
以下ソースのコピペです。
一度スカパーの16日間無料体験などでB-CASカードのID(20桁の数字)を放送事業者側に知らせてしまうと、料金を払わない限りEMM(通称 毒電波)という信号が衛星放送を通じて送られてきます。この信号は特定のIDのB-CASカードを書き換えて、有料放送や地デジ難視対策衛星放送を見れなくしてしまいます。書き換えたB-CASで有料放送や地デジ難視対策衛星放送を見ていると、さっきまで見れていたのに突然見れなくなってしまうケースがあるのはこのためです。
まあEMMで見れなくなっても、事前に見れる状態にしたB-CASカードのバックアップをとっておいて復元したり、また同じ手順で書き換えたりすればいいわけですが、それを何度も繰り返すことになります。
B-CASのIDの書き換えすればEMMを防ぐことができます。以下はその方法についてです。(新品のカードや放送事業者にIDを教えていないことが確実なカードは必要ありません。こちらからIDを教えない限り、EMMの信号で見れなくなることはないはずです。)
◆書き換え可能なB-CASカードの番号リスト
カード裏面の右下にある英数字8桁の番号(型番)と20桁の数字(ID)、IDは最初の4桁は全て0000で始まるので、下記の数字はそれ以降の数字。NGは不可のようです。
[M001CA10]
0000 2000 OK
0000 2000 05xx OK
0000 2000 08xxx OK
0000 2000 14XX OK
[M002CA20]
0000 3000 OK
0000 3000 01xx NG?
0000 3000 02xx OK
[M002CA24]
0000 4004 OK
0000 4004 07xx OK
[M002CA25]
0000 5000 OK #NG例もあるので確定では無い?
0000 5000 NG
0000 5000 0xxx OK
0000 5000 0617 8xxx NG
0000 5000 14xx OK
0000 5000 16xx OK
0000 5000 18xx OK
0000 5000 1849 OK
0000 5000 1849 6xxx NG
0000 5000 19xx OK
0000 5001 OK
0000 5001 01xx OK
0000 5001 05xx OK
0000 5002 OK
0000 5002 03xx OK
0000 5002 04xx OK
0000 5002 06xx OK
0000 5002 2xxx OK
0000 5002 34xx OK
0000 5003 OK
0000 5003 0987 OK
0000 5003 32xx OK
0000 5003 35xx OK
0000 5004 01xx OK
0000 5004 1xxx OK
0000 5004 3xxx OK
0000 5004 301x OK
0000 5004 35xx OK
0000 5004 39xx OK
0000 5004 4xxx NG? #シリアル番号読めず
0000 5004 42xx OK
0000 5004 4218 OK
0000 5004 44xx OK
0000 5004 4454 NG? #シリアル番号読めず(failed to read serial number )
0000 5004 4486 NG
0000 5004 4492 NG
0000 5004 46xx NG?
0000 5004 4612 NG
[M002CA25]
0000 5000 OK #NG例もあるので確定では無い?
0000 5000 NG
0000 5000 0xxx OK
0000 5000 0617 8xxx NG
0000 5000 14xx OK
0000 5000 16xx OK
0000 5000 18xx OK
0000 5000 1849 OK
0000 5000 1849 6xxx NG
0000 5000 19xx OK
0000 5001 OK
0000 5001 01xx OK
0000 5001 05xx OK
0000 5002 OK
0000 5002 03xx OK
0000 5002 04xx OK
0000 5002 06xx OK
0000 5002 2xxx OK
0000 5002 34xx OK
0000 5003 OK
0000 5003 0987 OK
0000 5003 32xx OK
0000 5003 35xx OK
0000 5004 01xx OK
0000 5004 1xxx OK
0000 5004 3xxx OK
0000 5004 301x OK
0000 5004 35xx OK
0000 5004 39xx OK
0000 5004 4xxx NG? #シリアル番号読めず
0000 5004 42xx OK
0000 5004 4218 OK
0000 5004 44xx OK
0000 5004 4454 NG? #シリアル番号読めず(failed to read serial number )
0000 5004 4486 NG
0000 5004 4492 NG
0000 5004 46xx NG?
0000 5004 4612 NG
[MxxCB25(mini)]
0000 3500 OK
0000 5500 OK
[T002CA20]
0000 3000 54xx NG
0000 3000 56xx NG
0000 3000 57xx NG
0000 3000 58xx NG
[T002CA23]
0000 3000 NG
0000 3100 NG
0000 3200 NG
0000 3201 NG
0000 3201 63xx NG
0000 3202 NG
0000 3202 62xx NG
0000 3202 9446 NG
0000 3203 NG
0000 3204 NG
0000 3205 0xxx OK
0000 3205 5xxx NG
0000 3205 51xx NG
0000 3205 52xx NG
0000 3205 528x NG
0000 3205 6xxx NG
0000 3206 OK ←ボーダー確定?
0000 3207 OK
0000 3208 OK
0000 3209 OK
0000 3210 OK
0000 3211 6950 OK
[T396CA28]
0000 2811 73xx NG
[T401CA25]
0000 5000 52xx NG
0000 5000 551x NG
0000 5000 56xx NG
0000 5000 576x NG
[T415CA25]
0000 5000 04xx NG
0000 5000 59xx NG
0000 5000 6198 NG
0000 5000 62xx NG
0000 5000 63xx NG
0000 5000 64xx NG
0000 5001 50xx NG
0000 5001 52xx NG
0000 5001 54xx NG
0000 5001 55xx NG
0000 5001 58xx NG
0000 5001 5967 NG
0000 5001 6xxx NG #細かな壁が?
0000 5001 61xx NG
0000 5001 6105 NG
0000 5001 62xx NG
0000 5001 6xxx OK #細かな壁が?
0000 5001 63xx NG
0000 5001 66xx NG
0000 5001 65xx NG
0000 5001 653x NG
0000 5001 664x NG
0000 5001 67xx OK ←ボーダーライン?不明点有り
0000 5001 7xxx OK #細かな壁が?
0000 5001 73xx NG #OK例もあるので確定では無い?
0000 5001 73xx OK #NG例もあるので確定では無い?
0000 5001 7328 OK
0000 5001 7444 OK
0000 5002 29xx NG
0000 5002 50xx NG #OK例もあるので確定では無い?
0000 5002 50xx OK #NG例もあるので確定では無い?
0000 5002 5007 OK
0000 5002 5008 OK
0000 5002 5010 OK
0000 5002 52xx OK ←ボーダーライン?
0000 5002 525x OK
0000 5002 55xx OK
0000 5002 6xxx OK
0000 5002 61xx OK
0000 5002 63xx OK
0000 5002 82xx OK
0000 5002 83xx OK
0000 5003 52xx OK
0000 5003 53xx OK
0000 5003 56xx OK
0000 5003 67xx OK
0000 5003 6720 OK
0000 5003 7650 NG #OK例もあるので確定では無い?
0000 5003 7650 OK #NG例もあるので確定では無い?
0000 5003 7752 OK
0000 5003 8xxx OK
0000 5003 8057 OK
0000 5003 8770 OK
0000 5003 8772 OK
0000 5003 879x OK
0000 5003 88xx OK
0000 5004 03xx OK
0000 5004 51xx OK
0000 5004 5523 OK
0000 5004 58xx OK
0000 5004 59xx OK
0000 5004 598x OK CardToolでの変更化
0000 5004 63xx OK
0000 5004 66xx OK
0000 5004 67xx OK
0000 5004 676x OK
0000 5004 68xx OK
[T418CA29]
NG報告のみ有
OK報告無し
[T419CA25]
0000 5004 62xx OK
0000 5004 64xx OK
0000 5004 65xx OK? #一部コマンドが通らない?でもBC01は取得可
0000 5004 68xx OK
0000 5004 69xx OK
0000 5004 70xx OK
0000 5004 71xx OK
0000 5004 7129 OK
0000 5004 7159 OK
[T422CA23]
0000 3100 NG
0000 3200 NG
0000 3201 NG
0000 3202 NG
0000 3203 NG
0000 3204 NG
0000 3205 NG
0000 3205 6xxx NG
0000 3205 60xx NG
0000 3205 68xx NG
0000 3205 7xxx NG
0000 3205 8xxx OK #細かな壁が?
0000 3205 80xx NG
0000 3205 81xx NG
0000 3205 819x OK ←ボーダー?
0000 3205 83xx OK
0000 3205 84xx OK
0000 3205 9xxx OK
0000 3206 OK
0000 3206 68xx OK
0000 3206 90xx OK
0000 3206 93xx OK
0000 3206 94xx OK
0000 3207 OK
0000 3207 57xx OK
0000 3207 8446 OK
0000 3207 97xx OK
0000 3208 OK
0000 3208 53xx NG #2012/05/11(金) 06:55:56.17 ID:8L7Fd/24
0000 3209 OK
0000 3210 OK
0000 3211 70xx OK
0000 3211 71xx OK
0000 3212 OK
0000 3220 OK
0000 3220 5xxx OK
0000 3221 57xx OK
0000 3221 58xx OK
0000 3221 6193 OK
0000 3221 6385 OK
0000 3221 6390 OK
0000 3221 7xxx OK
0000 3222 OK
0000 3222 57xx OK
[T432CA28]
0000 2813 OK
[TxxCB23 (mini)]
0000 3500 51xx OK
ソース:
B-CAS改造方法
M CASの2038化
◆「B-CASカードの改造方法」の続きを閉じる◆
TSファイルの再生
TSファイルを再生するソフトはいくつかあるようですが、あるファイルは再生できるが別のファイルが再生できない、という事が多いらしく、結局「TVTest」が一番という意見が調べた結果でした。
※現在はK-Lite Mega Codec Packの方がシークが滑らかで便利です。
◆必要なソフト
・TVTest v0.7.23
・・・ tsファイルを再生するためのソフト
・BonDriver_File+TVTestPlugin
・・・ TVTestでtsファイルを対応させるプラグイン
・B-CAS or softCAS(winscard.dll)
・・・ tsファイルにスクランブルがかかっている場合に必要
①TV視聴用の TVTest とは別で作成します。これはtsファイルを再生する度にチューナードライバを変更する手間が生じるからです。TVTest は小さいファイルなので別でフォルダを作っても問題無いです。ここでは C:\TV\TVTestPlayer とします。
②BonDriver_File+TVTestPlugin をダウンロードし、中にある
「BonDriver_File.dll」,「BonDriver_File.dll.ini」→「TVTestPlayer」
「BonDriver_File.tvtp」,「BonDriver_File.tvtp.ini」→ 「TVTestPlayer\Plugins」
のフォルダへコピーします。
③TVTest.exe を起動すると、初回起動時のみ以下画面が開きます。これは設定画面からも見ることができます。以下の画像のようにドライバを設定します。
④シークなどの操作UIを有効にするために、画面右クリック→「プラグイン」→「BonDriver_File Control」をチェック
⑤tsファイルの関連付けをします。右クリック→プロパティ→変更 からTVTestを選択します。
※もしTV視聴用のTVTest.exeを選択してしまっていた場合(つまり同一の実行ファイル名の場合)、この画面からは修正できません。レジストリを直接いじる方法で修正してください。ただレジストリは重要なシステム情報も含むので、他の部分を編集すると最悪OSが起動しなくなるので注意してください。
ファイル名を指定して実行
→「regedit」と入力
→レジストリエディタが開くので「TVTest」で検索
→HKEY_CLASSES_ROOT
|--Applications
|--TVTest.exe ←これを削除
ソース:
ほぼ最強かなぁという MPEG2-TS 再生ソフト TVTest の設定メモ
Windows Vista / 7 のファイル関連付け問題の対処方法
◆「TSファイルの再生」の続きを閉じる◆
EDCB(EpgDataCap_Bon)で録画
今回は録画です。録画までできたらほぼPT3の一般的な使い方はマスターといえると思います。
今回は EpgDataCap_Bon というツールを使用します。他にもTVRockなどがありますが、こちらの方が番組表やチャンネル取得の点で大きく上回っているようですので。
また今回も「どこでスクランブルを解除するか」によって設定の仕方が異なります。
以下の図の通りです。
②EpgDataCap_Bon でスクランブル解除して保存。TSファイルに対応しているソフトならどれでも再生可能
③Spinel で配信、それを EpgDataCap_Bon でスクランブル解除し保存。同じくTSファイルに対応しているソフトなら再生可能
④Spinel で予め解除し、それを EpgDataCap_Bon で保存。同じくTSファイルに対応しているソフトなら再生可能
まぁよくある手法はこの4通りです。4通りといってもほとんど変更点はなく、
①は TVTest に「softCAS」を
②〜④は解除したいツールのフォルダに「B25Decoder.dll」「softCAS」を
置けばOKです。(Spinelは前回の設定ファイルを編集する必要あり)
なので今回は③のやり方で説明します。
また簡単のため「Spinel でTV配信サーバーの構築」をすでに設定した状態と仮定します。その時の設定ファイルをいくつか使用するためです。
◆必要なもの
・EpgDataCap_Bon(人柱版10.66)
・・・ 録画ツール。このバージョンではスクランブル解除対応
・Spinel_ver3.6.1.1
・・・ 配信サーバーを構築できる
・TVTest_0.7.23 x86
・・・ テレビを視聴するためのソフト
・BonDriver_PT3-ST(お試し人柱版4)
・・・ チューナーを各種ツールで使用するためのドライバ。PT3とSpinel間で使用
・BonDriver_Spinel_ver3.5.3.0
・・・ チューナーを各種ツールで使用するためのドライバ。SpinelとTVTest間で使用
・softCAS(winscard.dll)
・・・ B-CASを不要にするDLL
・B25Decoder.dll
・・・ スクランブルを解除するためのツール。B-CAS or SoftCASを鍵にしてスクランブルを解除
◆ランタイムのインストール
.NetFramework4.0とVC++2010のランタイムが必要です。
Microsoft .NET Framework 4 (スタンドアロンのインストーラー)
Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x86)
Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x64)
◆設定
① EpgDataCap_Bon(人柱版10.66)をダウンロードして解凍し、x86フォルダをC:\TVにコピーします。(C:\TV\EDCB)・・・解凍すると出来るフォルダはx86ですがEDCBに名称変更しています。
② Spinelで設定した以下の全てのファイルをC:\TV\EDCB\BonDriverにコピーします。
BonDriver_Spinel_PT-S0.dll
BonDriver_Spinel_PT-S1.dll
BonDriver_Spinel_PT-T0.dll
BonDriver_Spinel_PT-T1.dll
BonDriver_Spinel_PT-S0.dll.ini
BonDriver_Spinel_PT-S1.dll.ini
BonDriver_Spinel_PT-T0.dll.ini
BonDriver_Spinel_PT-T1.dll.ini
③ スクランブル解除のため、C:\TV\EDBC にB25Decoder.dll、softCas(winscard.dll)をコピーします。これらを入れておくだけで自動でスクランブル解除してくれます。
④ まずSpinel を起動し、そのあとで EpgDataCap_Bon.exeを起動し、BonDriverを選択してチャンネルスキャンを行います。
選択するBonDriverはBonDriver_PT3-S0.dll、BonDriver_PT3-S1.dll、BonDriver_PT3-T0.dll、BonDriver_PT3-T1.dllあるの で、BonDriverを選択し直してチャンネルスキャンを繰り返します。・・・かなり時間が掛かります。
※ この画面でEPG取得できますが、複数チューナーで1度に取得できないのでここでは行いません。・・・すごく時間がかかる。
⑤ このようなエラーが出てもOKボタンを押して無視します。単にサービスがかぶっているだけです。あとで自分で修正します。
⑥ 「設定」→「基本設定」タブで「設定関係保存フォルダ」と「録画保存フォルダ」を指定します。
⑦ 「EPG取得設定」タブで取得するチャンネルを精査します。視聴しないチャンネルのチェックを外します。
⑧ 「設定」→「基本設定」→「サービス表示設定」タブで取得するサービスを精査します。かぶっているサービスを自分で修正します。BonDriverを変更して表示サービスを精査します。
⑨ EpgDataCap_Bon.exeを終了します。
⑩ EpgTimer.exeを起動し、「設定」→「基本設定」→「保存フォルダ」タブで録画保存フォルダを指定します。
⑪ 「設定」→「基本設定」→「チューナー」タブでBonDriver_PT3-S0.dll、BonDriver_PT3-S1.dll、BonDriver_PT3-T0.dllとBonDriver_PT3-T1.dllで使用するチューナー数をそれぞれ「1」として設定します。
⑫ 「設定」→「基本設定」→「EPG取得」タブで基本情報のみ取得するネットワークにBS、CS1、CS2がチェックされていることを確認し、EPG取得サービスの内容を確認します。
※ EPG取得時間は録画サーバなら録画頻度の少ない時間、そうでなければパソコンの電源が入っている頻度の高い時間を登録すると良いと思います。
⑬ 「動作設定」→「録画動作」タブで録画後動作に「何もしない」を選択します。
録画サーバーなら「スタンバイ」が良いと思いますが、使用目的によって変更してください。
OKボタンを選択し、終了ボタンを押してEpgTimer.exeを終了します。
⑭ 再度EpgTimer.exeを起動し、画面上部のEPG取得ボタンを押してEPGデータを取得します。
※先ほどの自動でのEPG取得の時間とかぶっていると、うまく取得できない場合があります。
⑮ 「番組表」→「BS」→「CS」→「地デジ」タブを切り替えて内容を確認します。以下の画像のように取得できるはずです。
⑯ EpgTimer.exeを終了します。
⑰ EpgTimer.exeを起動して、番組名をダブルクリック or 右クリック予約で番組が予約できることを確認します。
ちなみにTVTestでTSファイルを再生する場合は別途プラグインが必要です。それに関してはまた次回説明します。
ソース:
秋の夜長はPT3のセットアップ PT3 + softCas + TVtest + spinel + EDCB
PT2 で TV 鯖と TV 倉を構築する
PT3環境の覚え書き その2
ほぼ最強かなぁという MPEG2-TS 再生ソフト TVTest の設定メモ
Windows Vista / 7 のファイル関連付け問題の対処方法
◆「EDCB(EpgDataCap_Bon)で録画」の続きを閉じる◆
Spinel でTV配信サーバーの構築
今回はSpinelというツールについて説明します。
◆Spinel ってなーに?
普通チューナー本体が実装されているPCでしかTVは見れません。それを「チューナーがついたPCをサーバーにする」ことで「そのサーバーにアクセスすることでチューナーがないPCでもTVを視聴できる」といったことを可能にするツールです。便利ですね。
◆事前知識
前回は
PT3 → TVTest
でしたが、今回は
PT3 → Spinel → TVTest
となります。ポイントなのが「スクランブルをどこで解除するか」で、これはSpinelでもTVTestでもどちらでも可能です。それぞれのやり方で紹介します。
◇◇TVTestでスクランブルを解除する場合◇◇
◆必要なツール
・Spinel_ver3.6.1.1
・・・ 配信サーバーを構築できる
・TVTest_0.7.23 x86
・・・ テレビを視聴するためのソフト
・BonDriver_PT3-ST(お試し人柱版4)
・・・ チューナーを各種ツールで使用するためのドライバ。PT3とSpinel間で使用
・BonDriver_Spinel_ver3.5.3.0
・・・ チューナーを各種ツールで使用するためのドライバ。SpinelとTVTest間で使用
・softCAS(winscard.dll)
・・・ B-CASを不要にするDLL
◆サーバー側の設定1(ネットワークの設定)
①サーバーにするのでLAN内IPを固定します。やり方はググってください。今回の例では192.168.1.2とします。
◆サーバー側の設定2(Spinelの設定)
① Spinel_ver3.6.1.1をダウンロードして解凍し、C:\TVにコピーします。(C:\TV\spinel)・・・解凍すると出来るフォルダはspinel3ですがspinelに名称変更しています。
② BonDriver_PT3-ST(お試し人柱版4)のx86フォルダの中身を全てC:\TV\spine\BonDriverにコピーします。
③ C:\TV\spine\BonDriverにコピーしたBonDriver_PT3-S.dllをコピーして
・BonDriver_PT3-S0.dll
・BonDriver_PT3-S1.dll
を作成します。
同様に、BonDriver_PT3-T.dllをコピーして
・BonDriver_PT3-T0.dll
・BonDriver_PT3-T1.dll
を作成します。
結果、このような構成になります。
④ C:\TV\spinel\BonDriverMapping.jsonをメモ帳で開いて以下を追加します。
/* BonDriver_PT3-ST */
{
"DeviceName": "PT3",
"Mapping": {
"ISDB_T": "^BonDriver_PT3-T.*?\\.dll$",
"ISDB_S": "^BonDriver_PT3-S.*?\\.dll$",
}
},
⑤ C:\TV\spinel\DeviceDefinitions\EarthSoft.xmlをメモ帳で開いて以下を追加します。
<DeviceDefinition DeviceName="PT3" DisplayName="EarthSoft PT3">
<TunerDefinitions>
<TunerDefinition TunerType="ISDB_T" Count="2">
<ChannelCategories>
<ChannelCategory>UHF</ChannelCategory>
<ChannelCategory>CATV</ChannelCategory>
<ChannelCategory>VHF</ChannelCategory>
</ChannelCategories>
</TunerDefinition>
<TunerDefinition TunerType="ISDB_S" Count="2">
<ChannelCategories>
<ChannelCategory>BS</ChannelCategory>
<ChannelCategory>CS110</ChannelCategory>
</ChannelCategories>
</TunerDefinition>
</TunerDefinitions>
</DeviceDefinition>
⑥ ここでspinel.exeをダブルクリックしてspinelの起動を確認します。
このような画面が表示されればOKです。右上のXボタンを押して終了します。
何かしらエラーが発生する場合は上記のスクリプトに全角文字が混じったりしている可能性が高いです。
◆クライアント側の設定(TVTestの設定)
① BonDriver_Spinel_ver3.5.3.0をダウンロードし、解凍します。
② BonDriver_Spinel3フォルダのBonDriver_Spinel.dll.iniをBonDriver_Spinel3\x86フォルダにコピーします。
③ BonDriver_Spinel3/x86フォルダのBonDriver_Spinel.dllをコピーして4つ作成し、それぞれ以下のように名称変更して名前が違うだけの4つのファイルを作成します。
BonDriver_Spinel_PT-S0.dll
BonDriver_Spinel_PT-S1.dll
BonDriver_Spinel_PT-T0.dll
BonDriver_Spinel_PT-T1.dll
④ BonDriver_Spinel.dll.iniをメモ帳で開いて以下のように編集します。
; Spinelが稼働しているマシンのIPv4アドレスとポート番号を指定します。
Address = "XXX . XXX . XXX . XXX : 48083"
XXX . XXX . XXX . XXXは事前準備で確認したパソコンのIPアドレスに変更します。今回の場合は192.168.1.2となります。
⑤ BonDriver_Spinel.dll.iniをコピーして4つ作成し、それぞれ以下のように名称変更して名前が違うだけの4つのファイルを作成します。
BonDriver_Spinel_PT-S0.dll.ini
BonDriver_Spinel_PT-S1.dll.ini
BonDriver_Spinel_PT-T0.dll.ini
BonDriver_Spinel_PT-T1.dll.ini
結果、このような構成になります。
⑥ BonDriver_Spinel_PT-S0.dll.ini、BonDriver_Spinel_PT-S1.dll.ini、BonDriver_Spinel_PT-T0.dll.ini、BonDriver_Spinel_PT-T1.dll.iniをメモ帳で開いて以下のように編集します。
; 要求するチューナーのパスを指定します。
; Spinelのチューナー名に表示されているパスを”"の中に指定して下さい。
; 指定できるのは1つのパスのみです。
TunerPath = "PT3/0/S/0"
BonDriver_Spinel_PT-S0.dll.ini → TunerPath = "PT3/0/S/0"
BonDriver_Spinel_PT-S1.dll.ini → TunerPath = "PT3/0/S/1"
BonDriver_Spinel_PT-T0.dll.ini → TunerPath = "PT3/0/T/0"
BonDriver_Spinel_PT-T1.dll.ini → TunerPath = "PT3/0/T/1"
⑦ 以下の8つのファイルをC:\TV\TVtestにコピーします。
BonDriver_Spinel_PT-S0.dll
BonDriver_Spinel_PT-S1.dll
BonDriver_Spinel_PT-T0.dll
BonDriver_Spinel_PT-T1.dll
BonDriver_Spinel_PT-S0.dll.ini
BonDriver_Spinel_PT-S1.dll.ini
BonDriver_Spinel_PT-T0.dll.ini
BonDriver_Spinel_PT-T1.dll.ini
⑧ spinelを起動し、続いてTVtestを起動します。
⑨ TVtest画面上でマウスを右クリックして、「チューニング空間/ドライバ」→BonDriver_Spinel_PT-S0を選択し、「PT3 + softCAS + TVtest 視聴環境の構築」の⑨⑩と同様にチャンネルスキャンを行います。
⑩ TVtestでテレビが視聴できることを確認します。
⑪ C:\TVフォルダをLAN上の別のパソコンにコピーし、コピーしたパソコンでTVTestを起動してテレビが見れることを確認します。
※ LAN上の別のパソコンでテレビを見るためには、サーバでspinelの起動が条件になります。
◇◇Spinelでスクランブルを解除する場合◇◇
◆必要なツール
先ほどのツールに加えて以下のツールを用意します。
・B25Decoder.dll
・・・ スクランブルを解除するためのツール。B-CAS or SoftCASを鍵にしてスクランブルを解除
◆サーバー側の設定(Spinelの設定)
先ほどの設定に加えて以下の設定を行います。
① C:\TV\spinelに次のファイルをコピーします。
B25Decoder.dll
softCAS(winscard.dll)
② C:\TV\spinel\Spinel.iniでスクランブル解除をSpinel側で行うか、クライアントで行うか指定します。
; B25/B1スクランブル解除の動作を指定します。
; 解除を行うにはそれぞれB25Decoder.dll/B1Decoder.dllが必要です。
; 0: 常にスクランブル解除前のTSを送信します。
; 1: 常にスクランブル解除済みTSを送信します。
; 2: スクランブル解除ONを要求してきたクライアントには解除済みTSを送信しますが、
; それ以外のクライアントには解除前のTSを送信します。
; 3: スクランブル解除OFFを要求してきたクライアントには解除前のTSを送信しますが、
; それ以外のクライアントには解除済みTSを送信します。
DescrambleControl = 1
デフォルトはクライアント(TVTest)で行う設定になっていますが、今回はSpinelで行うため「1」を設定します。
③ Spinelを起動し、TVTestの方のsoftCASを削除した状態で起動し、視聴できるか確認します。
以上です。
ソース:
秋の夜長はPT3のセットアップ PT3 + softCas + TVtest + spinel + EDCB
PT3のチューナーを共有化する!(Spinel導入)
SpinelバージョンアップでB-CAS処理有無の使い分けが可能に
PT2 で TV 鯖と TV 倉を構築する
◆「Spinel でTV配信サーバーの構築」の続きを閉じる◆
PT3 + softCAS + TVtest 視聴環境の構築
ソースが消えてしまった時のために。
◆必要なソフト・ツール
・TVTest_0.7.23 x86
・・・ テレビを視聴するためのソフト
・BonDriver_PT3-ST(お試し人柱版4)
・・・ チューナーを各種ツールで使用するためのドライバ?
・softCAS(winscard.dll)
・・・ B-CASを不要にするDLL
TVTestは 0.7.23 が導入しやすいです。最新版の 0.8.0 はスクランブル解除の機能がなくなっているため、その機能をつける(Mod化)ために自分でビルドしなくてはいけません。
◆視聴環境構築
① ランタイムのインストール。TVTestは32bit版を使用するので x86 のランタイムをインストールします。
Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ ATL のセキュリティ更新プログラム
② C:\TVフォルダを作成します。
③ TVTest_0.7.23を解凍してフォルダごとC:\TVに移動し、フォルダ名をTVtestに変更します。(C:\TV\TVtest)
④ C:\TV\TVtestにsoftCAS(winscard.dll)をコピーします。
※B-CASを使用する場合はこの操作は不要です。
⑤ BonDriver_PT3-ST(お試し人柱版4)をダウンロードして、x86フォルダの中身を全てC:\TV\TVtestにコピーします。中のファイルは
・BonDriver_PT3-T.dll:地上波用ドライバ
・BonDriver_PT3-S.dll:BS/CS用ドライバ
・BonDriver_PT3-ST.ini:チューナ動作設定用ファイル
⑥ TVTest.exeをダブルクリックすると、以下の画面が表示されるので、OKを選択します。
※ここでTVTestが 0.8.0 だとカードリーダーの項目が「なし(スクランブル解除できません)」となります。
※この項目は後の「設定」メニューで変更可能です。もし初期化したい場合は TVTest.ini を削除
⑦ 続いて以下の画面が表示されるのでスキャン開始ボタンを選択してチャンネルスキャンを行います。対象チューニング空間を切り替えてBSとCS110でそれぞれ行い、終了したらOKボタンを押します。
⑧ TVtest画面上でマウスを右クリックして、「チューニング空間/ドライバ」→BonDriver_PT3-Tを選択します。
⑨ TVtest画面上で右クリックして、「設定」を選択します。
⑩ チャンネルスキャンを選択して、対象チューニング空間が「地デジ」であることを確認し、スキャン開始を選択します。終了したらOKボタンを押します。
⑪ TVTestを再起動し、地デジ・BS・CSに切り替えてテレビが見れることを確認します。
以上です。
◆トラブルシューティング
TVTestを起動するときに人によっては以下のエラーが出るケースがあります。
・MSVCR100.DLL が見つからない
Microsoft Visual C++ 2010 再頒布可能パッケージ (x86)
をいれてください。
・MSVCR100D.DLL が見つからない
こちらは再配布可能でないので、検索して見つけるか、Visual Studio C++ 2010 Express をインストールするといいです。
映像が映る映らないは別として、起動の可否はランタイムエラーだと思うので以下のサイトを参考に片っ端からインストールするのもありです。
PT3を動かす為の環境づくり
ソース:
秋の夜長はPT3のセットアップ PT3 + softCas + TVtest + spinel + EDCB
TVTestが地味ーに0.8.0へアップデート?
PT2を使用した録画サーバー構築プロジェクト6(TVTestのインストール)
『MSVCR100.DLL が見つからなかったため、アプリケーションを開始できませんでした。』解決メモ
◆「PT3 + softCAS + TVtest 視聴環境の構築」の続きを閉じる◆