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撮影スタッフの後ろ姿、内部告発者と偽装し放送

読売新聞 3月13日(水)11時21分配信

 関西テレビ(大阪市)が昨年11月、大阪市職員による違法な兼業の実態を独自ニュースとして報じた際、撮影スタッフの後ろ姿を内部告発者の映像として偽装し、放送していたことがわかった。

 同局は「身元特定を恐れる告発者を保護するためだったが、不適切な表現方法だった」と釈明。一方で、告発者の声は本人のもので、報道内容や趣旨に偽りはなく捏造(ねつぞう)ややらせには当たらないとして、訂正は行わない方針としている。

 問題の映像は、同月30日夕に放送された報道番組「スーパーニュースアンカー」の特集「大阪市職員 兼業の実態」の中で、内部告発者とされる人物に大阪市政担当の記者がインタビューをする場面。この人物はカメラに背を向けていすに座り、向き合う記者に対し、複数の市職員が深夜から未明にかけて、JR新大阪駅で保線作業に従事していることなどを証言。姿にはモザイクがかけられ、声も機械処理が施されていた。

最終更新:3月13日(水)11時21分

読売新聞

 

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