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「あんなサービス精神を見せられたら、番組で使いたくもなりますよ。しばらく安泰ですね」

　あるテレビ局スタッフが“ザキヤマ”ことお笑いコンビ「アンタッチャブル」の山崎弘也（３７）を見た時の印象だ。今年に入ってもまったく衰えないザキヤマの勢いは、年末年始の忘年会＆新年会が大きく関係しているという。

　前出のテレビ局スタッフは「山崎さんは多忙にもかかわらずテレビ番組の忘年会や新年会にできるだけ顔を出そうとしていたみたい。それだけじゃない。遅れて登場した時には『ザキヤマがクル～！』とやったり、収録時と変わらないテンションで、ギャグをやるんです。あれだけの人気芸人ともなれば、自ら進んでやる人は少ない。そりゃスタッフ一同大盛り上がりでしたよ」と明かす。

　当然ながら番組スタッフに“ザキヤマファン”が増える。テレビマンとしても好きな芸人を使いたくなるのが心情というもので、企画会議などでも、起用する芸人には必ず名前が挙がるようになっているという。

　その一方、スタッフに愛されない芸人は当然ながら番組に呼ばれることも少なくなっていく。

「最近も不注意な言動で話題となったある芸人なんてほんと最悪ですね。忘年会の席でスタッフが『何かやってくださいよ～』と冗談半分で言ったら、『俺がなんでやらなあかんの！　慰労の場やろ！』といきなりブチ切れて…。その後もブスッとしたまま。もちろんその場の雰囲気は最悪になりましたよ」（前同）

　４月からは続々と新番組がスタートする。そのレギュラー芸人は案外、年末年始の行いが大きく影響しているのかもしれない。