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国産P1哨戒機 1年遅れで配備へ3月13日 4時56分
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海上自衛隊のP3C哨戒機の後継となる国産のP1哨戒機は、1年遅れで開発が完了し、今月末までに神奈川県の厚木基地に配備されることになりました。
P1哨戒機は、海上自衛隊のP3C哨戒機の後継として、防衛省が12年前から開発を進めてきた新しい大型ジェット機です。
機体もエンジンも日本のメーカーが開発した純国産機ですが、翼や胴体の強度不足が判明し、改修が必要となったことから、去年3月の配備予定が延期されていました。
そして、今月中旬、飛行に問題がないことが確認されたとして、1年遅れの今月末までに、神奈川県の海上自衛隊厚木基地に2機が配備されることになりました。
P1哨戒機は、4発のジェットエンジンを搭載し、プロペラ機のP3C哨戒機に比べ、速度は1.3倍、航続距離は1.2倍になり、より速く遠くの海域で活動できるようになるということです。
2機は、配備後も、さらに2年ほど飛行試験や訓練などを繰り返したうえで、警戒監視活動など実際の任務に就くということです。
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