昨日3月11日で、東日本大震災が発生してから2年が経過した。他国で大震災が起きた時に比べれば、被災地は急ピッチで復興され、日本の結束力と技術力の高さは世界を驚かせた。
だが一方で、福島の原発・放射能問題に関しては、未だに不透明な問題が山積みだ。解決されるどころか、むしろ世界中を巻き込んだ問題へと発展している。
(画像:Daily mail)
福島で被災地救済作業に加わったアメリカ海軍の2人のベテラン兵が、東京電力への集団訴訟に参加していると、イギリスの老舗紙Daily mailが伝えている。
ジェイミー・プリム兵とモーリス・エニス兵は、『トモダチ作戦』で、被災地救済の為に福島原発周辺で活動したことが原因で、健康被害を受けたと訴えている。
彼らは、作業中、繰り返し起こる気管支炎や奇妙なしこりといった症状を含め、複数の症状に悩まされた。
「私は産婦人科系の病気に罹りましたが、正確にはそれが何の病気なのかは、誰も分かりませんでした。皆ただ『ストレスのせい』と言うだけでした。
生理が止まって、緊急室に移動になってから戻ってきたのですが、かなり重っかたです。そして、また止まってしまいました。」
とプリム兵はニュース番組の取材に答えた。
エニス兵の場合は、こぶが目の間にでき、続いて顎と太腿にもできた。
震災が起きた時、韓国へ向かっていた5,000人のアメリカ海軍兵達は、急遽針路を日本に変えて、逸早く被災地へ駆けつけ救助を開始した。
「原発で何かが起こっていることを聞く2日程前から、私達は既に被災地で救助と支援物資を提供していました。
ですが、私達は『安全だ。心配することは何もない』と言われました。」
とエニス兵は述懐する。
だが実際には、福島原発で何が起こっていたか、どれだけの被害を撒き散らしていたかは、周知の通りだ。
2人の他にも115人以上の兵士が、東京電力は起こりうる健康被害に気づいていながら、福島原発に関して間違った嘘の情報を流したとして、東京電力に損害賠償を求める訴訟に署名している。
これに対して、東京電力側は、まだ裁判書類を提出していない。
【記事:りょーこ】
参照元:Daily mail
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