あそぶ

杉本彩「ただの芸能人ではいたくない」動物実験廃止訴える

2013年3月11日
池田真隆




『VOGUE』『ELLE』での副編集長を経て、2004年にマリ・クレール日本版の編集長に就任した経歴を持つファッション・ジャーナリストの生駒芳子さんは、「消費者は、してはいけないことが何かわかっている。企業側が変わることをおびえているだけ」と話す。

この意見に対し、杉本彩さんも賛同する。「動物実験反対を宣言する企業には、このまま臆することなく突き進んで欲しい。消費者は必ず、正しいことをする企業に理解を示すはず。私自身はひるまずストレートに言いたいことを発信する」と。

この発言に対して、生駒さんも「勇気ある彩さんの決断を応援したい」と言い、会場からも拍手がわき起こった。

成熟した美しさを

生駒さんは、「今の日本社会の美しさは、若さとつながっている。成熟した美しさも必要なのでは」と話す。パリやロンドンでは、60代になっても素敵な老夫婦カップルがおしゃれして、ディナーを食べている姿が一般的だという。

「企業のマーケティングも25〜35歳が購買意欲の高い主力と位置づけているが、それは時代遅れの考え方。その世代の女性は物を買わない。むしろ、40代〜50代の女性の方が意欲は高い。それなのに、彼女たちに見合う商品が少ない」

「若い時には、美しさを手にいれているが、それは一時的なもの。ある一定の年齢を過ぎると、人間の内面が外見に出る。そのときのためにも、目には見えないが、内面的な美意識を高めていてほしい」と、杉本彩さんは答えた。

同シンポジウムには、化粧品関係者など女性を中心に約200人が集まった。企画したのは、動物実験廃止を目指す女性たちだ。NGOや企業などから団体の垣根を超えて結集した。

主催団体である、美しさに犠牲はいらないキャンペーン実行委員会の亀倉弘美委員長は、「消費者の意識は高まっている。これからも、動物実験反対の動きを加速させていきたい」と話した。(オルタナS副編集長=池田真隆)


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