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ホントは教えたくない秘蔵の創作お役立ち本


これはすごい! ファンタジー小説を書くなら必読の一冊!

魔法事典  

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 著者 稲葉義明
 出版社:新紀元社
 サイズ:単行本 / 341p
 発行年月: 1998年 09月
 本体価格:2,500円 (税込:2,625円)

 黒ミサ、ヴードゥー、錬金術、ホロスコープ、レメゲトン、セイレムの魔女裁判など。
 古今東西の魔法・魔術に関する人物・作品・概念・体系など
 600以上の用語をくわしく解説した事典です。

ぬぉおお〜、なんじゃこりゃ!ってくらいの情報量に卒倒

 魔法関係の知識を仕入れたいのであれば、ほぼこの一冊でまかなえるでしょう。
 無論、さらに細分化された情報を入手したいのであれば、
 各種参考書を買う必要がありますけどね。

 私も、ファンタジー小説を書くにあたって、ずいぶん参考にさせていただきました。


 アカシック・レコード、エノクの魔法、セフィロト……
 これらの聞き慣れない魔術用語にインスピレーションを掻き立てられました。

 ゲームや漫画から得た魔法の知識では、ファンタジー世界を描くのに限界があります。
 それはコピーのコピーでしかないわけですから、
 底が浅く、リアリティのない描写になってしまうのです。

 このような専門書で、確かな知識を仕入れることは
 リアリティのある世界観を作るのに絶対必要と言えます。


 また、特筆すべきは、
 冒頭において、魔法の始まりと現代までの進化の過程を描いた、魔法史の解説があることでしょう。

 魔法とはキリスト教においては、悪魔との契約で身に付くモノとか、
 堕天使のもたらしたものという解釈があるようですが、
 自然信仰の中で発生したというのが有力な説のようです。

 つまり、初めの魔法使いはシャーマンだったのです。

 未開部族においてはシャーマンが大きな権力を握っていたことから、
 古代世界では魔法は生活に密着したものだったようです。
 例えば、雨乞いや治療、厄払いなどは、頻繁に行われていました。

 そのため、現代でもその名残と思われる不可解な行事が世界各地で見られます。
 特に日本人は今でも神道の影響下にあり、
 「食べ物を粗末にすると罰があたる」と子供に教育する母親は多いです。


読者さんからの感想                 

 水無月さんからの感想。
 うっぴーさんに大感謝
 上の通りです。うっぴーさん――いえ、うっぴー様。
 ありがとうございました。

 何が? というと、
 「ホントは教えたくない、秘蔵の創作お役立ち本」に紹介されていた「魔法事典」、買いました。
 本屋で見つけて即買いでした(笑)。

 凄いですね、これ。貪るようについさっきまで読んでました。
 読んでからの感想。
 いやはや、意外と最近のファンタジーは適当な薄っぺらい設定の作品が多いんですね。
 漫画でもゲームでも。

 自分の頭の中で魔法とかについて考えるのも楽しいですが、
 やはり正しい知識はいるのだ、と考えが改まりました。


 ただ、刺激が強すぎて、
 魔法やら魔術やらを扱った小説が書きたくてしょうがないという状況に陥りました(笑)。
 宣伝のようになってしまいましたが、ホントにいい本です。皆さんも是非ご一読あれ。
 では。

寺宙さんからの感想。
 ……実は僕も買いました。
 まだ中途半端にしか読んでいませんが、読んでいて楽しいのは事実です。
 (先輩から白い目で見られましたが)。
 それにこれだけの容量でこの値段はお得かなと。
 僕の持ってる他の本など四千円以上したりする物もありますし。
 
AKIさんからの感想。
 
以前こちらで紹介されていた、「魔法事典」というものを、私も購入しました。
 皆さんの評判通りに、何ともコアな事項が多く、非常に楽しめました。
 私は同社の「幻想動物事典」 を重宝していたのですが、「魔法事典」も使いでがありそうです。
 それでは、これからもどうぞ宜しくお願いします。

 これさえあれば魔法の知識は、万全です!

ただ読むだけでも、奥深い魔法の世界を知ることができておもしろいですよ♪ >>>
リアリティのある格闘シーンを描きたい人、必見!

格闘技「奥義」の科学  

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 著者吉福康郎
 出版社:講談社
 サイズ:新書 / 219,
 発行年月: 1995年 08月
 本体価格:860円 (税込:903円)

 格闘技というのは燃えます。美少女には萌えて、格闘技には燃えるのが男の性です(笑)。
 本書は、そんな格闘技の達人たちの「奥義」を力学的に解明した本です。

 
格闘技の奥義には、ほとんど魔術のような神秘的な技も存在します。
 例えば、中国拳法の「寸勁」なんて、その良い例でしょう。格闘漫画にも良く登場しますしね。

中国2000年の神秘である「寸勁」の秘密を暴露   

 もちろん、気がうんぬんなどというトンデモナイ解説は一切無し。
 ちなみに知らない人のため「寸勁」について、少し解説しましょう。

 中国拳法には「力が浸透する」すなちわち、
 打撃の衝撃が物体を突き抜けて背後にまで作用する、という思想があります。
 ボディの皮膚や筋肉を傷つけることなく、内臓を破壊するというモノです。

 「寸勁」は、これを体現した技、わずか三センチの間合いから拳を打ち込んで、
 相手を吹っ飛ばす特殊な打法なのです。
 ブルースリーは、これをワン・インチ・パンチと呼んで、アメリカで実演し、人々を驚かせました。

 さて、この本書の著者である吉福氏が「寸勁」を力学分析してみたところ、
 おもしろいことがわかりました。
 なんと「寸勁」とはパンチではなく、体当たりだというのです。

 「寸勁」は、全身の関節を同時駆動させることによって生じた運動エネルギーを
 相手にぶつける技で、腕の力だけで放つパンチとは、根本的に異なるものだということです。

 中国拳法では相手との距離によって、拳、肩、肘、時には腰をぶつけ、
 見た目にはそれぞれ、突き、肘打ち、体当たりと別な技に見えます。
 しかし、力学的にはすべて胴体の運動量を相手に伝える体当たりで、
 「寸勁」はその延長線上にある技だというのです。

 これには、まさに感嘆。

 しかも、力学的に見た「寸勁」の防御法まで提示してくれます。
 「寸勁」はその衝撃力の力積は大きくても最大値は小さく、
 技を受けた瞬間にボディの筋肉を引き締めれば、衝撃は内臓まで伝わらないそうです。

 もっとも、この技は、一撃必殺を目的としたモノではなく、
 相手を吹っ飛ばして、地面や壁に叩きつけてダメージを与えることを狙いとしたものらしいです。
 だから、防御しても身体が吹っ飛びます。その意味では、やはり防御不能技ですね。

 この他にも投げの奥義、受けの奥義、あたりの奥義、組み手の奥義と、
 達人たちの技を力学的に解説してくれます!


 また、休憩室と称するコラムでは、
 「人間が熊と戦って勝てるわけがない」ということを科学的に証明してくれて笑えますよ。


格闘シーンを描きたい方は、ぜひ手にとってみてください! >>>
食事時に見ちゃダメ! 本格的、銃の取扱書

銃器使用マニュアル愛蔵版

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 著者 大塚一軌

 
出版社:データハウス
 サイズ:単行本 / 271p
 発行年月: 2003年 11月
 本体価格:2,300円 (税込:2,415円)

 銃社会アメリカでの豊富な実例と研究をもとに各種銃器と弾薬の効果・使用法を解説。
 第1部では銃器一般についての解説からストッピングパワーまでを、
 第2部では銃規制に対して逆説的な見解を展開する。2000年刊の愛蔵版。

銃撃戦を描きたいけど、銃のことなんてわからない!  

 日本では、勘違いして認識されがちな銃の威力。
 ハリウッド映画などでは、バンバン銃を乱射して、端から敵が倒れていく、
 おそるべき一発必中のヒーローたちが登場しますが、実際にはあんなことはありえません。

 一度でも銃を扱ったことがある者なら、
 銃がいかに取り扱いが難しく、やっかいな武器であるかわかります


 ちなみに、私は自衛隊でそれをイヤというほど思い知りました(笑)。
 銃は、重い、当たらない、錆びる、部品が外れてどっかいっちゃう!?
 やっかいな武器です。

 まあ、部品が外れてなくなってしまうような銃は、
 日本の64式小銃くらいなものらしいですけど(笑)。

 さてさて、日本のドラマでは銃とはある種の記号として機能していて
 「手に入れれば片手で使っても人が殺せるもの」という描写がなされることがほとんです。

 でも、実際の拳銃が殺傷の道具としてどれだけ頼りないものなのか、
 あなたは知っているでしょうか?
 この本は、そんな疑問に答えてくれる本です。

 実例から見る弾頭別の銃の威力、数値を添えたボディアーマーの実証等など。

 うわー、ウィンチェスター製・シルバーチップ弾って、こういうんだ!?
 ハンドガンブレッドとライフルブレッドって、こんなにも威力が違んだぁ!? 
 防弾チョッキって、こういう構造で、銃の威力を殺してるんだぁ!? 
 と驚くことしきり。

 実際に戦闘訓練や射撃訓練までしていた自衛官でも知らない知識が満載されています(笑)。
 一見すると『よくある銃器の種類が羅列してあるマニアックなミリタリーの本』
 といった印象を受けますが、銃器を法医学的な立場から見る解説書です。
 また、

 実際に銃で人を撃つとどうなるかを教えるために、
 銃殺死体や銃創の写真まで貼ってあり、結構グロイです。


 かなり役立つ本ですが、食事時に見ない方がいいでしょう。


読者さんからの感想                 

 藤林 蘭さんからの感想

 ども、うっぴーさんが薦める「銃器使用マニュアル」とやらを買いました。
 読みました。気分が悪くなりました。
 いやはや、グロくてエグくていや〜んな写真が大量に。
 夢に出てきました。

 ただ、スゴイ参考になりました。
 弾の種類とか撃たれたらどうなるのとか。
 いろいろいろいろと。
 資料としてはそれなり、暇つぶしには最低、正しい知識を詰めこむには最高の本ですね。


 はい。
 でもでも、夜中に読む本じゃありませんね。明るい室内で読む本ですね。ハイ。
 以上、取り止めも無い話です。
 あ、うっぴーさんが紹介する本は役に立ちそうなヤツが大量にありそうなので、
 資金に余裕があればまた購入しようと思案中。

 これさえあれば、もう銃の描写に悩まない!

銃撃戦を描きたい方、必読の書! >>>   
禁断の知識、殺人術についての指南書!?

ザ・殺人術
 
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 著者 ジョン・ミネリ
 出版社:第三書館
 サイズ:単行本 / 305p  
 発行年月: 2002年 07月
 本体価格:1,200円 (税込:1,260円)
 
 素手から核兵器まで、あらゆる手段による「殺人術」を、
 図版を多用しあなたを狙う殺し方358種類を徹底的かつリアルに解説。
 「日本警察のけん銃射撃教本」も収録。

素手から核兵器まで、あらゆる「殺人術」の解説書  

 「ザ・殺人術!」なんて危険な香りをぷんぷんさせた本なんでしょう!
 もう、タイトルからしてビビってしまったかもしれません(笑)。
 なにせ、私が自衛隊にいたころ、これを当直室で読んでいたら、当直副官に驚かれました。
 「なんちゅう本を読んでいるんだぁ」って。
 どうやら、

 自衛隊の幹部養成学校や、地獄の下士官訓練隊でも、
 ここまで詳しい殺人の知識は教えてくれないそうです。


 それで、上官から先輩から、後輩から、いろんな人から読ませてくれってせがまれました(笑)。
 この本は、アメリカの危険なベストセラー『HOW TO KILL』の日本語バージョンです。
 殺されないためには、殺人技術を習熟し、
 対策を練らなければならないというコンセプトから生れた本です。

 素手から核兵器まで、あらゆる手段による「殺人術」を、
 図版を多用し、徹底的かつリアルに解説してくれます。

 「素手による殺人術」「有毒植物リスト」「ブロウ・ガン(吹き矢)」
 「暗殺用化学物質DMSOの威力」「針金・ロープによる絞殺術」
 「軍用犬から身を守る方法」「後始末の技術」など、

 もう、これでもか! というくらいプロの殺人技術が満載。

 探偵モノやハードボイルド、暗殺者の小説などに役立つこと間違い無しの本です。

この禁断の知識が欲しい方、こちらかどうぞ! >>>
古今東西の武器情報が満載!

武器事典
武器事典
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 著者 市川定春

 
出版社:新紀元社
 サイズ:単行本 / 358p
 発行年月: 1996年 12月
 本体価格:2,427円 (税込:2,548円)

 古今東西の歴史上に登場した武器(古代から中世以降まで)
 をイラスト付きで解説する画期的な事典。
 見開き武器4点の共通レイアウトを基本にし、種別、時代、地域の順に紹介。
 項目総数600点収録。


■ マニアックな武器の知識が必要という方のために     

 ファンタジー小説などを書いていると、
 剣や槍や弓、時には銃などの武器を登場させることになりますよね。

 でも、それらの武器って、一体どんな種類があって、どんな材質で作られ、どんな形状をしているか、
 また、どのように扱うモノなのか、あなたは詳しく知っていますか?

 これを知らずに、例えば
 「ショート・ソードで斬りつけた!」などと描写しても、リアリティがでません(涙)。

 リアリティのある世界観を作るためには当然ですが、
 小道具となるアイテムの情報種集が大切です。
 武器による格闘シーンや、武器の売買・品定め、戦争を描いたりするときは、
 武器の資料が必須です!

 
この武器事典は、古今東西の武器について知りたいという方には、
 まさにピッタリの一冊と言えるでしょう。

 本書では、
 刀剣、短剣、長柄、打撃、射出、投擲、特殊、兵器の8種類に分類された武器が、
 「長さ」「重さ」「年代」「地域」の4つのデータだけでなく、
 イラストと詳しい解説付きで紹介されています。
 

 中には、見たことや聞いたこともない武器もあり、
 へえ〜こんなものもあったのかと、感心することしきり。
 背景となる歴史や使用した民族のことなど、関連情報も書いてるので、
 武器マニアでなくても楽しめますよ(笑)。

 「七支刀」「ジャドプラーテ」「シャムシール」「シャスク」「シュヴァイツァーサーベル」
 「ショテル」「ショート・ソード」「シンクレアー・サーベル」など、
 『し』を頭文字とした刀剣だけでも8種類も紹介されています!

 のデータ量たるやまさに圧巻です!

武器について調べて世界観にリアリティを出したいという方、ぜひ手にとってみてください! >>>
 オススメの創作お役立ち本を教えてください!

 創作に役立つ資料やハウツー本などは、個人の力ではなかなか探し出せないモノです(涙)。
 おもしろい小説を描くための参考にするために、
 資料やハウツー本など、あなたのオススメの創作お役立ち本を紹介してください!

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