Windows Vista SP1 がインストールされているPCを4台ほど試験的に導入。
Vista飛ばして次のWindows7まで待とうかとも考えてたけど、また延びそうな気もするし、リプレース対象のミーハーな社員も多少喜ぶかなとも思い、Vistaにした。とは言っても、万が一に備えてWindows XPへのダウングレードがあるものにした。

仕事上、相当な種類の業務アプリを扱うので、1つ1つ動作確認。

案の定、某業務アプリの終了直後にエラーが発生した様子で次のメッセージが表示された。

xxx は動作を停止しました

問題が発生したため、プログラムが正しく動作しなくなりました。プログラムは閉じられ、解決策がある場合は Windows から通知されます。

イベントログを確認すると以下の内容。

障害が発生しているアプリケーション xxxxx.exe、
バージョン 1.0.0.1、タイム スタンプ 0x45e68382、
障害が発生しているモジュール ntdll.dll、
バージョン 6.0.6001.18000、
タイム スタンプ 0x4791a7a6、
例外コード 0xc0000374、
障害オフセット 0x000b015d、
プロセス ID 0x15f8、
アプリケーションの開始時刻 0x01c8e97b1a7d1f33。

ntdll.dll が影響を及ぼしているエラーらしい。

マニュアルやベンダーのサポートサイト等で問題のアプリのVista対応状況を再度確認するが、Vista対応済みと一応の記載はされている。ただし、それがただの「Vista」なのか「SP1」が適用されたVistaかは不明。基本的にVista対応とあればSP1も対応しているだろうと思っていた。本日土曜日のため、各種サポートはお休み。確認の術なし。

来週まで待ちなさいと、どこかから聞こえてくる気もするが、来週は来週の予定があるので、そんなこと言ってられぬわ。

そんなこんなで、いつものようにネット情報を漁る。しかし漁り方が悪いのかゴミばかり引っかかる。諦めかけたその時、以下のサイトでそのものズバリっぽい一文が。

原因はなんとOffice IME 2007でした。
SP1を当てなおしを試みてみたのですが回復せず、途方にくれながらもヒントを探しまくっていたところ、とあるサイトで「VistaでOffice IME 2007を使うと不安定になりがち」という情報を見つけ、「まさか」と思いながらも既定の日本語入力システムをVista標準のIMEに切り替えて起動しなおしたところ・・・

http://forum.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?pid=13567 より引用

上記の通り、Microsoft Office IME 2007 をVista標準のMicrosoft IMEに切り替えて問題のアプリを動作確認をすると、何事もなかったように正常動作した。

VistaにおけるIMEの切り替え方は次のサイトを参照。
http://support.microsoft.com/kb/932104/JA/

類似の問題として、次の問題はSP1で解決済み。
http://support.microsoft.com/kb/935837/ja

やはり、Microsoft Office IME 2007 が色々悪さしているのか？それとも業務アプリの側の問題なのか、今は判断できない。しかし、とりあえずは問題解決したが、このままでは根本的な解決になってないので、来週早々ベンダーサポートに問い合わせるか。ベンダーはベンダーでMSが悪いとか言い出しそうだ。

ネットではとにかく、Vista というよりも Microsoft Office IME 2007 に関する不具合について多く目についた。

以前、やはりMS-IMEが原因でアプリが不具合起こした事があるのを思い出した。再び無駄に時間を費やすことのないように、Google検索で確実に上位に表示されるRottelに書いとく。