全日本プロレスの3月シリーズが10日、東京・後楽園ホールで開幕。全日プロの買収劇が表面化して以来初の大会となったが、選手、フロント、そして会場に集まったファンからも新オーナーでスピードパートナーズ社社長の白石伸生氏が掲げた独自方針に猛反発の声が上がる異常事態となった。
4月からの“鎖国”や総合格闘技への進出。白石氏が打ち出した大胆な方針に内部から批判の声が上がり続ける中で迎えた新シリーズ。白石氏はやや態度を軟化させつつあるが、鎖国と総合格闘技に対する選手間のアレルギー反応は相当に強い。
買収発覚前、最後の大会となった2月23日の後楽園ホール大会は2150人の観客を動員。超満員札止めとなったものの、この日は1500人(いずれも主催者発表)にとどまった。
17日には同じく都内開催のビッグマッチである両国国技館大会を控えているため、一概に騒動が集客に響いたとは言い切れない。
しかし、近藤修司(35)は「どうしてこんなにガラガラなんだ? プロレス以外で余計なことが多いんじゃねえのか!? 聞いてんのか、オーナー、この野郎!!」と不満爆発。堂々とマイクを握り、リング上から白石氏の新方針が客離れを招いたものと指摘した。
また、内田雅之社長(50)が「リング外でご心配をかけておりますが、創立以来、リングの中は選手がつくるものです」とあいさつ。すると、場内の観客席から一斉に大きな拍手が起こり、一部からは「総合(格闘技)やめろよ!」「オーナー替えろ!」などと過激な声が飛び交っていた。
現場サイドから、いち早くオーナーの新方針に「NO」を突きつけていた3冠ヘビー級王者・船木誠勝(43)もあらためて声を大にする。
この日のメーンイベントで行われた両国決戦の挑戦者・諏訪魔とのノーフォールタッグマッチを三角絞めで制すと「馬場さん、武藤さん、今があります。ここで方針は絶対に変えさせない。リングの上は選手のもの、皆さんのもの」と力強く宣言。場内に大「船木」コールが沸き起こり、創業者のジャイアント馬場以来、40年以上も受け継がれてきた“純プロレス”が圧倒的に支持される格好となった。
白石オーナーはこの日、会場に姿を見せず。その間に現場から上がったのは、その方針に反対する声ばかり。これではクーデターと一緒だ。選手もファンも純プロレスを支持しているものの、その現状が経営難というのも紛れもない事実。
白石オーナーは選手の声にどう耳を傾けるのか?
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