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「旧弘前偕行社」で卒業式
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米澤学院長(左)から笑顔で卒業証書を受け取る卒業生 |
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弘前市の弘前厚生学院は9日、今年から修理のため閉館が決まっている構内の国重要文化財「旧弘前偕行社」で卒業証書授与式を行った。保育科と介護福祉科の卒業生計69人が福祉への志を胸に学びやを巣立った。
同学院が式典や授業に使用してきた旧弘前偕行社は2013年秋ごろから修理が始まる予定で、約4年間閉館される。
式典では、米澤雅学院長が卒業生一人一人に卒業証書を手渡し「これからの福祉を担うのは皆さん。学院で学んだことを土台に、より一層の研さんを積み、福祉の向上のため力を発揮してください」と激励した。
在校生の送辞に続き、保育科の佐藤都起子さんが「東日本大震災の直後に入学し、福祉の道へ進むことに大きな使命を感じた。学院の卒業生として愛と奉仕の精神にのっとり社会に貢献したい」、介護福祉科の石田知美さんが「実習を乗り越えられたのは、悩みや苦しみを分かち合い、励ましてくれた仲間がいたから。私の人生の中で宝物となった」と答辞を述べた。
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