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津軽弁、遊んで学べるカルタ
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五所川原市の金木小学校(新谷敬司校長)で7日、5年生53人が制作した津軽弁カルタなどの発表会が開かれた。5年生児童は、昨年10月から総合的な学習の時間で津軽弁について学習。授業の成果を生かした手作りのゲームや漫画の発表を楽しみながら、津軽弁への理解を深めていた。
発表会では、児童たちが12のグループに分かれて制作した津軽弁カルタやすごろく、津軽弁がテーマの漫画を解説や感想を交えながら披露した。
カルタの読み札は「ぬぐい」(暑い)「あずましい」(気持ちいい)「ごんぼほる」(駄々をこねる)など遊びながら津軽弁を学べる楽しい内容。青森県の地図上で展開するすごろくは、止まったマスにより「他の人に津軽弁を一つ紹介する」「津軽海峡冬景色を歌う」など、郷土色豊かな指示が数多く盛り込まれた。
発表会の後には、授業に協力した地元ボランティア「ゲストティーチャー」4人も加わり、児童と一緒にゲームを体験、大きな歓声が上がっていた。
東京からの転校生と地元の名所を巡る漫画「津軽なう!」をグループで描いた木下杏南さんは「津軽弁を字に書くと分かりづらいので、目で見て分かりやすいよう書き方を工夫した」と出来栄えに満足した様子だった。
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