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八戸港復旧で発生の土砂/新むつ小川原所有地に
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新むつ小川原会社の所有地に搬入されたしゅんせつによる土砂=7日 |
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六ケ所村は7日、村議会むつ小川原エネルギー対策特別委員会で、東日本大震災で津波被害を受けた八戸港の復旧工事で発生した土砂が村内の「新むつ小川原」(本社東京都)の所有地に搬入されていることを説明した。村や国土交通省八戸港湾・空港整備事務所によると、5月までに計40万立方メートルが運ばれる見通し。
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土砂は国交省が八戸港で実施したしゅんせつ(海底の土砂などをさらうこと)作業で発生した。八戸市内にあるしゅんせつ土砂の埋め立て地が満杯となったため、むつ小川原港を経由して新むつ小川原所有地への搬入が昨年12月に始まった。既に村内へ約20万立方メートルが運ばれている。
土砂は廃棄物に該当せず、搬入に関する国の基準も満たしているという。
当初の計画では3月に搬入が終了する予定だったが、土砂の水分を取り除く作業などに時間がかかったため、国交省などが搬入期間の延長手続きを進めている。
委員からは、トラックで運送する際の周辺道路への土砂の落下を懸念する声や、夏場の悪臭対策を求める意見が上がり、村は「交通や環境面に問題がないよう、国に働き掛けていきたい」とした。
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