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【いじめ撲滅へ】自殺中学生の遺族が文科省に提言

3/12 00:29

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滋賀県大津市で、いじめを受けて自殺した男子中学生の遺族が、文部科学省を訪れ、いじめ撲滅への方策を提言しました。

自殺した男子生徒の父親は、11日朝、文部科学省を訪れ、「いじめが子どもに与える影響の研究」など9項目を提言しました。男子生徒の父親は、「(いじめ問題を)直接的に感じた人間が、話す必要性があると思い、今回、提言しました」と述べています。生徒の自殺をめぐっては、大津市の第三者委員会が、「いじめが自殺の直接的要因」とする報告書をまとめました。父親は、いじめが、被害者の心に与える影響や、加害者側の動機などの研究を進めることが、いじめ撲滅のために必要だと訴えています。

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