【WBC 侍への刺客(2)】米国代表=アダム・ジョーンズ
第2回は米国代表のアダム・ジョーンズ外野手(オリオールズ)。2月26日の強化試合に先発し、侍打線を3回無失点に封じた阪神のランディ・メッセンジャー(31)が真っ先に挙げたのがジョーンズだ。メジャー通算5年という経歴を持つメッセンジャーは「彼は間違いなく世界一のセンターフィールダー」と断言する。
シアトル・マリナーズの本拠地セーフコフィールドの左中間のブルペンで投球練習をしている時に能力の高さを見せつけられた。左中間を抜けて長打になりそうな打球を鮮やかなダイビングキャッチでアウトにするというスーパープレーを至近距離で目撃したのだ。メッセンジャーは「守備範囲がハンパじゃない」と興奮気味に話しており、ロースコアが多いWBCではジョーンズの守備力が侍打線の前に立ちはだかる。
ハイレベルな能力は守備だけではない。メジャーでは打率、長打力、走塁、守備、送球のすべてが優れている選手は「5ツールプレーヤー」と表現される。メッセンジャーは「パワーもスピードもある。彼はそう呼ぶことができる選手だ」と評価する。昨年も打率2割8分、32本塁打、16盗塁と各部門で高水準の数字を残しているジョーンズは侍投手陣にとっても嫌な存在だ。
「彼には日本も苦しめられる。彼のような選手を出すのは米国が本気の証拠。今年は米国が勝つ。世界で一番強いのはどこかを証明するよ」。メッセンジャーはジョーンズを始め若きスーパースターが揃った母国の初Vを確信している。
☆アダム・ジョーンズ=1985年8月1日生まれ。27歳。カリフォルニア州サンディエゴ出身。191センチ、102キロ。右投げ右打ち。2003年にドラフト1巡目でマリナーズ入団。遊撃手としてプレーしていたものの、05年に外野手転向。08年にはオリオールズにトレード移籍。昨年は全162試合に出場し、打率2割8分、32本塁打、82打点、16盗塁。3年ぶり2度目となる外野手部門のゴールドグラブ賞を獲得。シーズン中に6年総額8550万ドル(約79億円)で契約を更新した。
26日に行われた高松競輪開設62周年記念(GⅢ・玉藻杯争覇戦)決勝戦は、昨年覇者の深谷知広が初日から4連勝と圧倒的な強さを見せつけ完全Vのおまけ付きで連覇を達成した。
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