プロバスケットボールの魅力をお伝えする「ウイークリーbj」。今週はアウェーの埼玉戦(9、10日)で2連敗を喫し、プレーオフ進出(地区6位以内)に黄色信号の東カンファレンス5位秋田にスポットライトを当てる。
大接戦となった10日のゲームは終盤にまさかの展開が待っていた。残り8・5秒、98―97と1点リードの場面でエースのマーシャル・ブラウン(28)がフリースローを2本とも失敗。直後には訪れたディフェンスリバウンドも取り損ねた。
結局、残り0・4秒でフリースローを2本決められ、まさかの逆転負け。試合後、中村和雄ヘッドコーチ(72)は「ブラウンがあそこで2本外すなんて。その後も『(埼玉のエース)ハンフリーが無理なシュートを打ってくるけど、入らないからリバウンドを取れ』と指示していたんだけど…。心ここにあらずだったかな」と振り返った。
実は、ブラウンはこの2連戦の2日前に祖母の死を知らされたばかり。試合後に急きょ、米国に一時帰国することが決まっていた。結果だけを見れば“戦犯”だが、責めることはできない。この日、30得点と大活躍の田口成浩(22)は「こういう状況で今週もプレーしてくれた。なんとか勝ちたかったので、つらいですね」と肩を落とした。
厳しい戦いとなる今後に向け、中村HCは「今はちょっと考えられない」。チーム全体に暗いムードが広がる中、浜松で2009―10、10―11シーズンと2年連続で最優秀コーチを受賞した名将の手腕に期待がかかる。
◇今週の注目カード 千葉vs沖縄 16日午後2時30分、17日午後2時30分・千葉ポートアリーナ
昨季のbjリーグ王者で今シーズンも西カンファレンス首位を走る沖縄が、関東に今季初見参。東カンファレンス6位の千葉とアウェーで激突する。9、10日に行われた強敵の岩手とのアウェー戦を1勝1敗で切り抜けた王者が、プレーオフに向けていよいよ加速を始めるのか。一方の千葉としては、プレーオフ進出のためにも踏ん張りどころだ。
26日に行われた高松競輪開設62周年記念(GⅢ・玉藻杯争覇戦)決勝戦は、昨年覇者の深谷知広が初日から4連勝と圧倒的な強さを見せつけ完全Vのおまけ付きで連覇を達成した。
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