地方マツダ無差別殺傷控訴棄却 法廷で怒鳴り散らす 引寺被告 広島2013.3.12 02:07

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マツダ無差別殺傷控訴棄却 法廷で怒鳴り散らす 引寺被告 広島

2013.3.12 02:07

 12人が死傷したマツダ工場の無差別殺傷事件の広島高裁判決で11日、控訴棄却を言い渡された元期間従業員、引寺利明被告(45)=1審判決無期懲役=は閉廷直後、裁判長らに怒鳴り散らすなど、事件を反省する態度はなかった。

 木口信之裁判長が判決理由を述べている間、引寺被告は被告人席にもたれ、開いた足を投げ出したり、じっと腕組みしたりしていた。10分間の休廷後、「殺意、完全責任能力があると認めた1審判決に不合理はない」との木口裁判長の言葉は静かに聞いた。

 だが、閉廷した後、木口裁判長に「わしに最後に一言ないですか」と問いかけ、「以上です」との返答に急に怒鳴り声を上げだし、刑務官らに両腕を抱えられて退廷した。引寺被告は弁護士らに上告の意思を告げたという。

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