ダンテ

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(シリーズ4作のダンテの画像をランダム表示しています)

”Let`s start the party!!”

(イカれたパーティの始まりだ!)

カプコンのスタイリッシュアクションゲーム『Devil may cry』シリーズの『3』までの主人公。
魔帝ムンドゥスや覇王アルゴサクス、双子の兄バージル等、無数の強敵と戦い世界を何度も救ってきた、
伝説の魔剣士スパーダの息子であり、悪魔狩人として便利屋「Devil May Cry」を営んでいる。双子の兄としてバージルがいる。
しかし双子の兄貴のシンボルカラーが青で、弟のシンボルカラーが赤とは何処ぞの中国兄弟を思い出す…。
CVは1がドルー・クームス、2がマット・カミンスキー、3と4、MVC3の英語音声がルーベン・ラングダン、アニメ及びMVC3の日本語音声では
このうちルーベン氏はストIVにおける英語ボイスでケンを演じていたりもする。

ゲーム中でのボイスは全て英語で、日本語字幕が付くという『バイオハザード』や『GOD HAND』などでお馴染みの手法。
年齢は公式からの発表はないが1では20代半ば、3では10代、4では30代、2では40歳を超えていると推測される。
よって作品の時系列も小説版→3→1→アニメ→4→2となっているようだ。

+  色々とネタばれたキャラクター紹介

外部作品には、同じカプコンの『ビューティフルジョー』や『MVC3』などにも登場。
特に『MVC3』は「 マーベルサイドのデッドプールと張り合うにはコイツしかいない! 」との理由で抜擢されたとの事。
{ 「画面の前のお前ら!デッドプール様のスタイリッシュぶりに3D酔いすんなよ!?」 共闘が楽しみである。
そして同作のエンディングでは、同じく悪魔を狩る者同士としてゴーストライダーとの戦闘に臨んでいる。

MVC3における性能の方は、一言でいえば器用万能である。
空中ダッシュ(前後)と2段ジャンプが可能であり、それ以外のスピードの方もよろしいため機動力は何の問題もない。
また銃や剣を使うことが多いため、リーチも申し分無い。また彼の特徴である技の豊富さゆえ、基本的なことはほぼ全て出来るといわれるほどの万能さ。
加えてあらゆる技の基本性能が高いため、使いこなせない技があっても誤魔化しが効く。
基本テクニックを学びたい初心者から対戦の勝利を求めるガチプレイヤーまであらゆるユーザーにお勧めできるキャラとなっている。
また、前転(ボールドムーブ)がどっかのナギのごとく「必殺技 キャンセル出来て、必殺技 キャンセル出来る」という性能のため、これを使用してあらゆる技をつなぐ通称ボルキャンというテクによってプレイヤーの腕が上がるごとに確実に強くなっていく良キャラである。

稼動初期はセンチネルが猛威をふるいまくってたため最強キャラの座こそ譲るものの、間違いなくその次点に食らいつける性能である。
現在はパッチによりセンチネルが弱体化した事と、新たな最強キャラであるマグニートーが「オンライン対戦のラグに弱い」という弱点を抱えているため、事実上頂点に立っている。

流石に強すぎたと判断されたか、次作のUMVC3では「コマンドの簡略化による扱いやすさアップ」と引き換えに補正マシマシになり、平たく言うとものすごーく減らなくなった。
出来るコンボは変わっていないため触ってみるとその減らなさに驚くだろう。
とはいえ、立ち回りの強さは相変わらずだし、何よりもう一つの強みであるアシストの使い勝手は衰えていない。
まんまコレダーな使い勝手のαアシ「ジャムセッション」、ダウン拾い属性がありコンボを伸ばしたいキャラにうってつけのβアシ「クリスタル」、長射程の射撃で固めや表裏択が簡単なγアシ「ウィーゼルショット」の中から自分のチームを大きく強化してくれるものを選んでいこう。


また、企業を超えて人修羅との共演を果たしたこともある(現在は版権上の都合で絶版)など、外部作品での登場機会も多め。
武器も戦国BASARAにお楽しみ武器として登場している他、アニメ版でダンテ役を演じた森川氏も片倉小十郎役で出演している。


このダンテ、姿形は2のものなのだが軽口を叩いたりおどけてみたりと言動は1のものという割りとレアなダンテ。
2のダンテはダンテらしくない渋さであった為、2そのものよりもマニアクス版の方が好きというプレイヤーも多い。
ちなみに、アトラスはマニアクスにダンテを出すという方向で決まってからすぐにダンテのモーションを造り、
カプコンに持ち込んで「こんな感じで動くんで、ダンテ出させてください」と言ったため、カプコンの担当が大いにビビったとのこと。
相変わらず自重しない企業である。
後にこの関係から3の魔人化イラストをイラストレーターの金子一馬が手掛けた事でも有名。
バージルの魔人化時の姿も同時にデザインしている。作品毎に魔人化時の姿のデザインは変更を続けており、3は特に武器による魔人化時の姿バリエーションが豊富である。
majin_nevan_white.gif
(バリエーションをランダム表示しています)

ちなみにこの3のリベリオンを装備している魔人化時の姿はMVC3にも使われている。
何気に一作品以上に同じ魔人デザインが使われているのは初めてである。

カプコン、バンナム、セガのクロスオーバー企画の「プロジェクトクロスゾーン」にも参戦。
移動力、射程を伸ばすスキルを覚え、相方のデミトリのZOC無効、反撃時の攻撃回数+1と合わせて切り込み隊長として活躍できる。

+  2013年の「DmC」では・・・


MUGENにおけるダンテ

+  Alexlexus氏製
+  bugya氏製
+  YAMATO氏製
+  大会ネタバレ

出場大会

削除済み

出演ストーリー


*1
デビルメイクライシリーズにはお約束となっているムービー、通称「串刺しイベント」というものがある。
内容はそのまんま「 ダンテが(自らの武器で)串刺しにされる 」ムービーである。
不意を突かれた為だったり、ガチ戦闘の末だったり、ちょっと舐めてかかった結果だったり理由は様々であるが、
(アニメ版すら含め)毎度の如くスタッフが律儀に入れてくれる。ダンテの異常な生命力を表す名(迷)シーンであり、
ファンにはお馴染みの光景でもあり、件のシーンでは「またかよw」という呟きがちらほら。
勿論ダンテの命の心配なんて誰もしてません。どうでもいいが抜く時めちゃくちゃ痛そう。


*2
ダンテの相棒、自分の両手と言い換えていい程の愛銃である2丁拳銃。主人公を勤めた1〜3までの黒幕にとどめを刺した、シリーズの象徴とも言える。
名前の通りエボニーは”黒檀”色を意味しアイボリーは”象牙”色であり、銃を”ピアノの鍵盤(白鍵と黒鍵)”になぞらえているらしく、
まさにピアニストが流暢にメロディを奏でるかの如く美しいという理由でポール・マッカートニー&スティーヴィー・ワンダーのデュエット曲
「Ebony&Ivory」から拝借したと発売当時ディレクターの神谷英樹が語っている。

スライドの片側には「Ebony & Ivory」の文字と共に、その名が示す通りピアノの鍵盤をあしらった刻印が彫られている。シリーズによってはグリップに絵画のような絵がある事も。
荒事で毎度銃を使うダンテのためと、“.45口径の芸術家”の異名を持つガン・スミス、ニール・ゴールドスタイン(妙齢を過ぎたおばあさま)が、
コルトM1911ガバメントをベースにしつつも一から作り上げた、完全ハンドメイドのワンオフ拳銃。
最早その大きさや重さ、そしてあらゆる威力は並の拳銃の域を超えているとさえ言っても過言ではなく
(大きさならネロのブルーローズの方がでかかったりするが)、具体的な特徴は以下の通り。
  • フルオートではなくセミオート
  • コンペンセイターとスタビライザー装着
  • フィンガーチャンネル付グリップ、グリップ後部にチェッカリング
  • カスタムサイト(リア部分はアイボリーがMMCタイプ、エボニーがイライアソンタイプ)
  • ハイキャパシティー・マガジン(アイボリーの方が装弾数は多い)
  • ハイパワー風の梃子式トリガー
  • 外装式のカートエキストラクター
  • アイボリーはハンマーの軽量化のためリングタイプに変更
  • エボニーは左手用の銃なのでエジェクションポートの位置が反対、フィンガーレストを装備
(以上、MEDIAGUN DATABASEより転載、一部改変)
とまあ常識外なダンテにぴったりあった銃である。
ゲーム中では「ダンテ自作」と表記されているが、後に彼女が悪魔に襲われ死に際に受け継いだものを燃え盛る工房の炎の中で組み上げている為間違いでない。
そのスライドには「BY .45 ART WARKS」「FOR TONY REDGRAVE」の文字が彫られており、
前者はニールの店の名で、本来「WORKS」が「WARKS」となっているのは誤記ではなく、店の看板でスペルミスをしているため(愛着があるためこの名前を使い続けていた)。
後者のTONY REDGRAVE(トニー・レッドグレイブ)は、先に述べた小説においてダンテが名乗っていた偽名である。

ゲーム中では弾数無限で撃ちまくれる。リロードが不要なのはゲームだから、
という身も蓋もない理由と思われるが(実際ゲーム以外の媒体ではリロードすることもある)、
3のムービーシーンにおいてデビルハンター・レディが一般的な銃器を用いた戦闘でしっかりリロードするのに対して、
ダンテはこの銃でとあるキャラクターの足元をバンバン何十発も間断なく撃ちまくって踊らせるという風に、
明らかにリロードの必要不必要が対比的に描写されているので、実は何か秘密がある……のかも知れない。

*3
シリーズを通してちょこちょこ登場する情報屋であり、初出は1の取説にあるインタビューでかなりの古参。
姿形がきっちり描かれたのは漫画版が初めてである。小説版やドラマCDではかなり活躍しており、
ダンテの魔具を質草として買いたたいてるのは彼らしい(アグニ&ルドラも彼に質にいれられていたようだ。こんな物扱って大丈夫なのだろうか)。
後に同じ神谷英樹率いるプラチナゲームズが放つクライマックス・ 痴女 アクションゲーム「ベヨネッタ」にも登場している。
こちらで分かった事では、何と妻子持ちで子煩悩の愛妻家だと言う。後漫画版と比べるとかなり成金スタイルになっている。
ちなみに公式でダンテとベヨネッタはどちらが強いかと言う質問で、
女に勝てる男なんていませんよ 」と言う答えが返って来ている。女運がないならしょうがない
アニメ版ではJ・D・モリソンと言う情報屋のようなポジションの男もいるが、こちらは情報屋と言うより修理屋や運転手のような事をやらされてる事も多かった。

「昔からあんまり女運ってのが良くねえんだよな
殴られたりなんてのは可愛いもんで、
腹に剣ぶっ刺されたり、眉間に銃弾ぶちこまれたり、
俺じゃなかったら死んでるところだ、まったく…
しかもそういうことしてきた女に限って腐れ縁が続いてるときた
いつになったらこの女運が直るのかねぇ…」