青木、３打数１安打　心は侍！

　魂は侍ジャパンの一員だ！　ブルワーズの青木宣親外野手（３１）はジャイアンツとのオープン戦に１番右翼で出場。決勝ラウンド進出を決めたＷＢＣ日本代表の奮闘に「一緒に戦ってるような感じで見てた」と興奮。自身も１安打を放ち、侍たちに負けじとアピールした。

　前日の試合をテレビ観戦した青木は「台湾戦の勝ちが大きかった。今まで重かった分が取れた」と大喜び。決勝ラウンドを前に日本代表はアリゾナを訪れるが、「連絡があって、教えられる事があれば」とメジャーの配球や癖を助言をすることもいとわない。

　自身もこの日はジ軍のエース、ケーンから左前打。「甘いボールだったんで、しっかり打てる事ができた」。守備では初回に初失策も記録したが、転がったボールをすぐさま拾い、矢のような送球で本塁を狙った走者を刺した。「（ボールを）蹴らなかったらああいう事もなかったけど、いい送球ができた」。ＷＢＣでは前回大会まで日本の連覇に貢献。ユニホームは違えど、プレーと心意気で侍魂を見せる。　（メリーベール穐村賢）