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トップ14300円の壁の先に見えるもの

会員の方のご質問から生まれた14300円超えの株式市場の姿

■会員の方のご質問

ケンミレは、目先の上値は12000円と言っていましたが、本日の場中で12000円達成、NYダウも史上最高値を達成しました。世界経済の懸念材料もことごとく吸収し下がる気配が感じられません。また最近のケンミレのレポートでも上昇トレンドの相場入りと強気なコメントが見受けられ姿勢の変化が感じられます。

仮に明日以降あまり下落せず12000円を越えて上昇するようなら、そこからもう一段上の新たな相場始まりになるのかケンミレとしてどうみていますか?

また先物取引は「転換点投資」が原則とは分かっていますが、この上昇相場で転換点が出そうに感じません。今後は先物でも押し目での投資も十分有効ではないかと思いますがどうでしょうか?

■森田の回答

日経平均の目先の高値について
日経平均が10000円前後の時に、会員から「塩漬け銘柄を売りたいのですが、何時売ればよいのか」という質問に答える形で、申し上げたのは「目先の高値は11000円台半ば、次が12000円台後半」でした。

12000円に乗ったことで、次の大きな抵抗ラインは12800円です。これはバブル崩壊後の大きな下値抵抗ラインですが、私はバブル崩壊後の大きな抵抗ラインは「12800円と14300円」と思っております。特に、14300円はバブル崩壊後の最も強烈な上値抵抗ライン(強烈な下値抵抗ラインは、割り込んだ後の戻りでは強烈な上値抵抗ラインに変わります)であり、ここを抜けますと日経平均は20000円を目指す展開になります。言い換えますと、株式市場に多くの投資家が戻ってくる相場が始まる」ことになります。

先物一本で投資する人はどうすれば良いか
一般的な日経先物取引はリスクが高いので「100%個人投資家は行うべきではない」と考えています。そのリスクの高い先物取引を最もリスクの低い取引に転換できたのが「転換点先物投資」です。したがって、財産構築目的ならば「先物一本」で勝負するのが一番良いと言えます。投資を楽しみたいという気持ちを我慢する代わりに「安全性確保とハイリターン」を得られるのが転換点先物投資です。安全性を確保できたのは「売買回数が少ない転換点」だからです。

これに対して、割安株投資は「勉強」が必要ですし、また毎日のチェックも必要になります。したがって、時間が余っている人や勉強が好きな人向けの投資と言えます。そして、現時点では99%の投資家は割安株投資を行うだけの能力を持っていないと思いますので、ケンミレでは、まずは「転換点株式投資と転換点先物投資で実益を得ながら、割安株投資の勉強をする」というスタイルがベストではないかと考えています。

■14300円の壁の先に見えるもの

しかし、今後、株式投資をする人は急増すると思っています。それは「上昇トレンド相場が続く」=「高値で買っても我慢して待っていれば買値を上回る相場になる」=「周りで、株式投資で儲かったという話を頻繁に聞くようになる」ことから、だんだん我慢ができなくなり、ついには「私も割安株投資をしよう」という気持ちになり、株式投資を始めてしまうという人が増えてくると思います。

今でもテレビ番組から雑誌や新聞などで株式投資についての話題が増えてきていますが、日経平均が14300円を超えますと、強い上値抵抗ラインは「19000円」まで無くなりますので、相場は非常に強くなると思います。

19000円も強い上値抵抗ラインですが、14300円との違いは何かと言いますと、外国人投資家が19000円〜22000円の値幅でシステム取引を長期間繰り返したことで、投資家の心に「19000円が大きな抵抗ライン」というイメージが出来上がっているからです。

★1993年から1994年相場を参考にする時代が到来
ストラングルの売りというオプションのポジションの持ち方があります。外国人が日本の市場を操縦していると騒がれた1993〜1994年でしたが、この時に外国人投資家は22000円のプット売りと19000円のコール売りのポジションを取りました。と言っても良く分からないでしょうが、この時の外国人は22000円まで日経平均が上昇したら先物を売り、19000円まで下落したら先物を買うことで、日経平均を19000円〜22000円の間で2年も推移させました。

この19000円〜22000円というレンジは「当時のプロであれば、多くの人が知っていた」と言えます。つまり、19000円と22000円が強く意識されていると言えます。したがって、14300円を突破したあとで19000円まで上昇すれば「調整が入る」ことになります。そして、19000得間の上値抵抗ラインを突破したときには22000円が意識されます。そして、22000円を突破すれば30000円が見得てくることになります。

12800円、14300円、19000円、22000円というのが「株式市場の節目になる」ということを覚えておくと良いと思います。

逆に言いますと、日経平均が22000円を突破しますと、株式市場に対しては総強気が生まれ、米国のような長期の上昇相場に転換するのではないかと思われます。つまり、22000円を抜かすことは「普通の環境」では無理と言えます。つまり、安倍政権が長期政権となり、アベノミクスが日本経済を想像以上に成長させることができて初めて22000円を突破できると言えます。相場環境が今とは全く違う環境になっていることになります。

1990年からのバブル崩壊で、すごい株式市場を知っている人は「崩壊年数23年+バブルを謳歌できた年齢35歳」を加えますと、55歳以上でなければ「このレポートの文章は実感が湧かない」と思いますが、日経平均が14300円を突破したらこのレポートを思い出してください。

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