ふと管理画面を見てみたら、いつの間にか3,000本超えていて嬉しい気分になりました。
ぼくは毎日必ず4本以上、ブログ記事を更新しています。恐らく去年の4月から、毎日欠かさず4本以上アップしているはず。子どもが産まれた日ですら、4本アップしています。
本数的に見ると、月にもよりますが、平均すると毎日5〜6本程度執筆しているようです(11月からは書籍原稿と戦いつづけているので、ちょっとペース落ちてます…4月からはペース戻します)。
というわけで、「毎日4本以上ブログを更新する技術」を大公開してみます。
「手間を掛ければ良い記事が書ける」という固定観念から抜け出す
まず大切なのは、「手間」に対する感覚をつかむことです。
ブログの世界では、時間を掛けた長文記事が多くの人に読まれるわけではありません。単純にPVだけ見れば、長文記事が大ヒット記事になるのはむしろ珍しいことです。
このブログの昨年の実績を見ても、PV1位の記事「ディズニーが開発したタッチセンサーの新技術「Touché」がまさにイノベーション」は15分ほどしか掛かっていません。1時間以上掛けた記事も投稿していますが、爆発的に読まれることはありませんでした。
ブログでは、マイクロサイズの記事も許されますし、むしろその方が読まれます。極論、「画像一枚だけ」「1ツイートの紹介だけ」で10万PVを稼ぐことすら可能です。
セス・ゴーディンのブログは超短いですが、毎度毎度バズを起こしています(3ツイート程度で1,600RT!)。手間を掛ければ良い記事が書ける、という固定観念を捨てることは、多くの記事を生産する上で必要なことです。
細切れの時間を利用する
ブログが続かない人は、お茶とお菓子を用意し、椅子にどっしりと座り「よし、これから1時間掛けて仕上げるぞ!」という態度で執筆してしまいがちです。
毎日記事を書きたければ、こういう態度を捨て、細切れの時間を有効活用して記事を書けるようにならなければなりません。
ぼくはよく電車の移動時間を利用して記事を執筆しています。記事内容によっては、10分もあれば1記事仕上げることはむずかしくないのです。
最近はスマホでブログを更新してしまうブロガーも増えているようです。スマホなら満員電車のなかでもブログを書けるでしょうね。ソーシャルゲームで遊んだり、ニュースを読んでいる暇があるのなら「この時間でブログを一本書けないか?」と模索してみましょう。
執筆スピードを加速させる
関連して、できるだけ短い時間で文章を書けるよう、スピードを上げると効果的です。
こればかりは短距離走と同じで、どれだけトレーニングを積めるかの問題です。ある程度までは、練習すればするだけ速くなります。ぼくはいまだにスピード上がってます。毎日ブログを更新し、ブログ筋力を付けましょう。
あらゆる体験をネタにする
毎日大量の記事を更新するためには、あらゆる体験をコンテンツ化する視点が求められます。
ニュースを読んだら、その感想をコンテンツ化できるか考えてみましょう。
本を読んだら、その書評を書けるか考えてみましょう。
新しくできたレストランに行ったら、そのレビューを書けるか考えてみましょう。
スマホを新調したら、そのことをブログ記事にできるか考えてみましょう。
他人の言動にイラっと来ることがあったら、それをコンテンツ化できないか考えてみましょう。
などなど。ぼくはブログを書きつづけることによって、「これはネタになるぞ!」という直観を得る力を養うことができました。
とはいえ、ぼくはまだ着想から実装までのスピードが遅く、すべての直観をネタにできているわけではありません。執筆スピードを上げる必要がありそうですね。
習慣化する
かなりむずかしいことですが、あとはブログ更新を習慣化することでしょうか。
ぼくは毎日更新することが習慣になっているので、特段の苦痛は感じません。みなさんが毎日シャワーを浴びる習慣があるように、ぼくは毎日ブログを書くことが習慣になっています。一日でも記事を書かない日があると、気持ちわるくて仕方ありません。垢が溜まります。
体験的に感じる習慣化のコツは、「早起きして朝の時間を確保する」ことです。
朝は集中力も高いですし、それでいて他の予定も入りにくいゴールデンタイムです。この時間は、新しい習慣を生み出す「孵化器」みたいなものだと思います。この時間をうまく活用すれば、行動を習慣化することに成功するでしょう。
という感じで、ぼくは毎日更新をつづけています。気分は農民ですね。毎朝起きてこの畑を耕しているのです。
プロブロガー本を書かれた先輩豪農、コグレさんはなんと記事ストックが3万本を超えているそうな。戦闘力はぼくの10倍…。頑張ります。