- [PR]
政治
猪瀬知事「都職員は首都公務員で120点満点」 夕張市で研修の都職員が成果報告
2013.3.11 21:14
東京都から研修のため北海道夕張市を訪れていた都職員が11日、猪瀬直樹知事に研修成果を報告した。猪瀬知事は「東京から夕張、夕張から東京、もちろん被災地と東京でもよいが、双方からの複眼的思考が重要。世界が違って見える」と語った。夕張市は平成19年に財政再建団体に指定され、事実上破綻。都では20年から職員を現地に派遣。現市長の鈴木直道氏も派遣された都庁職員だった。
都職員10人は、2月18~22日、同市を訪ねて除雪作業や同市役所の業務補助、地域活動への参加などの研修をこなしてきた。
都総務局の工藤文子さんは「雪かきをして雪の重さを実感した」と話し、都主税局の伊藤武一さんは「雇用のミスマッチなど、現地に行かなければ分からないことが分かった」などと、ひとりずつ猪瀬知事に報告した。
職員が夕張市民から託されたマフラーを贈られた猪瀬知事は、そのつけ心地や風合いを喜び、「現場をみるべきだ。都職員は首都公務員で120点満点。100点は都庁のため、20点は国のための人助けだ」と語りかけた。
関連ニュース
- [PR]
- [PR]