【動画】九州・山陽新幹線、直通運転から2年=戸田拓撮影 |
【羽賀和紀】午前7時3分。JR熊本駅の11番線に、青みがかった白色の車体がまぶしいN700系が滑り込んだ。熊本発新下関行きの「つばめ326号」。その運転席に、幅6センチ、高さ4センチの小型カメラを据え付けた。運転士の背中越しに見る車窓の風景は、鉄道ファンの憧れだ。しかし新幹線の場合、乗客は横向きの窓からしか外を見ることができない。朝日新聞デジタル編集部では、JR西日本・九州の協力で運転席に小型カメラを設置。普段は目にすることができない貴重な映像の撮影に成功した。
熊本から新下関までの動画(25分)はこちら。動画はログインするとご覧いただけます。九州新幹線の全線開通から3月12日で2年を迎えるのを機に企画された。JR九州は開通2年を記念して、800系車両(6両編成)の貸し切り企画や、隣駅まで500円で乗れる「ワンコインきっぷ」を発売する。
2年前に始まった山陽新幹線との直通運転は、3月16日のダイヤ改定で、広島と鹿児島を結ぶ直通便が新設され、関西・中国・九州の行き来はより便利になる。
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朝日新聞社会部