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誰かの妄想・はてな版

2013-03-10

1968年における「慰安婦が半強制的な形で派遣された」という指摘

以前、「日本社会は1990年代まで慰安婦問題をどのように捉えてきたか」という記事を書き、敗戦直後から慰安婦に関連する議論がどのように展開されたかを簡単に述べましたが、「「従軍慰安婦問題」の歴史は意外と新しい」とかのたまう人がやはり多いようですので、改めて述べておきます。

まず、最初に言えるのは、吉見義明氏の「従軍慰安婦」(1995)、朝日新聞の報道(1992)、吉田清治氏の「私の戦争犯罪」(1983)よりも先に千田夏光氏の「従軍慰安婦」(1973)があり、それ以前にも慰安婦らの悲惨な境遇に関して1960年代後半〜1970年代初頭には既に多くの書籍・記事が出ていました。それを知らない、調べない人は「「最初」の慰安婦問題は、1980年代に、吉田清治という山口県の男性が、戦時中に済州島朝鮮人を奴隷狩りしたという衝撃的な告白をしたことからはじまります。」*1とか言ってしまうわけです。

さて、それ以前にも慰安婦に関する問題が国会で持ち上がっています。このときは慰安婦にも援護法の適用がされているのか、と言った問題で当然に日本人のみが対象とされていました。

1968年4月26日、衆議院社会労働委員会における、後藤俊男議員社会党)の発言。

○後藤委員 大臣のほうが、時間が十分ないそうでございますので、まず第一番にお尋ねいたしたいと思いますのは、大東亜戦争当時、第一線なり、いわゆる戦場慰安婦がかなり派遣されておったと思うのです。私も内々これらの派遣されたいきさつにつきまして、できるだけ、どういうふうな計画でどういうふうにやられたかを調べようと、かなり苦心をしたわけでございますが、聞くところによりますと、無給軍属ということで派遣をしておるさらにこの派遣につきましては、それらの業者と軍との間で、おまえのところでは何名派遣せよというようなことで、半強制的なようなかっこうで派遣されておるというようなことも私聞いておる次第でございますが、さらにこれらの派遣された慰安婦につきましては、戦場におきまして、戦闘がたけなわになると、あるいは敵の急な襲撃等があった場合には、看護婦の代理もやっておる。さらに弾薬も運ぶというような、さながら戦闘部隊のような形でやられておるというような実績もかなりあると聞いておるのです。

 いま申し上げましたような、この慰安婦に対する現在の援護法の適用の問題でございますけれども、これも、過去において五、六十名適用したこともあるというようなことも聞きました。これは、たとえば自分の家族なりきょうだいなりが戦場に派遣された――振り返ってそういうことは言えるわけでございますけれども、しかしながら、あまりかっこうのいい話ではございませんので、言いたくても言わずにしんぼうしておる人があるんじゃないかというふうなことも推察できるわけなんです。いま申し上げましたような、先ほど言ったように、戦場で、あるときには戦闘部隊になり、あるときにはたまを運ぶ、あるときには兵隊さんを肉体的に激励する、こういうふうないろいろな苦労をした慰安婦に対しまして、この援護法との関係、いままでの経過、さらにこれからの問題につきまして、どういうふうな方向をとっていこうとされておるのか、この点につきまして大臣にお伺いをいたしたいと思います。

これに対する園田直厚生大臣自民党・元陸軍大尉)の発言。

○園田国務大臣 ただいまの御指摘の問題は、その実情が、海軍と陸軍とで関係も違っておりますし、それからもう一つは、戦争の初めごろと終わりごろとではまた資格、契約等のことも変わっておるようでございます。また終戦後の混乱時については、御指摘のような点もございますが、事の本質上、この問題として援護することは実態もなかなかわかりませんし、調査も困難でございますので、じかにこの問題として取り上げることはなかなか困難な問題が多いわけでございますが、委員の御指摘の点、私もそのように考えますので、たとえば無給軍属の契約をしておる、あるいは戦争の混乱時で後方勤務をやったとか、あるいは弾薬運びをやったとか、あるいは看護婦さんの仕事をやったとか、そういうものはそういう面からできるだけ広げていって、将来こういう方々にも何とかお報いができるような方針で、事務当局で検討したいと考えております。

ここで重要なのは、「この派遣につきましては、それらの業者と軍との間で、おまえのところでは何名派遣せよというようなことで、半強制的なようなかっこうで派遣されておるというようなことも私聞いておる次第でございます」と述べており、この時すでに軍の圧力によって強制的に集められていることが言及されており、それに対して、元陸軍大尉であった園田厚生大臣は特に反論したりしていません。

その後も後藤議員は続けて、

○後藤委員 (略)当時大臣も兵隊に行っておられて、慰安婦等の数なりその他につきましては、千名や二千名ではなかろうと思います。おそらく数千名の慰安婦が第一線なりその他多くの戦場に派遣されておった、これはもう間違いないと思うのです。(略)

と述べていますが、厚生省の実本博次援護局長は、こう答えています。

○実本政府委員 (略)こういう人たちの実態というものは、先生が先ほどちょっと触れられましたように、現実には何か相当前線の将兵の士気を鼓舞するために必要なわけで、軍が相当な勧奨をしておったのではないかというふうに思われますが、形の上ではそういった目的で軍が送りました女性というものとの間には雇用関係はございませんで、そういう前線の将兵との間にケース、ケースで個別的に金銭の授受を行なって事が運ばれていた模様でございます。軍はそういった意味で雇用関係はなかったわけでございますが、しかし、一応戦地におって施設、宿舎等の便宜を与えるためには、何か身分がなければなりませんので、無給の軍属というふうな身分を与えて宿舎その他の便宜を供与していた、こういう実態でございます。(略)

「軍が相当な勧奨をしておったのではないかというふうに思われます」と厚生省援護局長が認め、軍と慰安婦が直接に雇用関係になかったのも「形の上」とまで素直に認めています。

この頃の慰安婦問題は、慰安婦の遺族らにも援護法を適用してはどうかという社会党の主張に対して、援護法は申請主義だから申請がなければ何もできない、と厚生省が責任を回避するというものでした。

○後藤委員 そうしますと、いまあなたが言われたように、当時第一線なり戦場へどれくらいの数の慰安婦が派遣されておったか、数千人だろうというふうな想像をいたしておるわけでございますけれども、これらの中に、先ほどの援護法を適用してもよろしいというような条件に該当する人があったとしたならば援護法の適用をされるわけなのです。ところが、局長も言われるように、これは申請しなければ問題にならない。しかしそれらの条件に該当する遺族なりそれらの人は、全然そういうことを知らないと思うのです。百人のうち一人や二人は知っておる人があるかもしれませんが、ほとんどの人がわからない。わからなければ申請をしない。申請をしないからこのままいくのだ、こういうふうなかっこうに進んできたのが今日であり、これからもそういうふうになるのではないかと思われるわけでございますけれども、局長がせっかくそこまではっきりきちっと言い切られましたら、それらの条件に該当する人については、これは援護法の適用がされるのだということで、やはり連絡なり、PRなり、通達なり、それらに十分なる手配をとっていただく必要があると思うのです。

 それと同時に、こんなことを申し上げるとまことに失礼かもしれませんけれども、それらの条件に該当する人は、生活も裕福な人は少なかろうと思うのです。いわば生活に非常に苦しんでおられる家庭の人が多いのじゃないか。しかも遺族の人も、まことにいい話ではございませんので遠慮しがちになってくる。全然声が出てこない。そういうところへこの援護法等の適用につきましても手を差し伸べていくのが政治の力であろうと私は考えるわけです。(略)

慰安婦というものが体裁が悪いため、遺族らが申請するのを遠慮しがちなのではないか、と言った当事者が申し出にくい問題であることも、この当時既にわかっていたことでした。

今日の慰安婦否認論者は、この問題に対する前段の知識を全く欠いているにも関わらず、その自覚が無いために、慰安婦問題が80年代、あるいは90年代に突如として現れたように語ります。

それは無知の証に他ならないのですが、無知を自覚できない人たちの群れの中にいるとそれにすら気づきません。

全く病的と言えます。

アムロナミヘイアムロナミヘイ 2013/03/11 12:16 色々な意見や主張があると思いますけども

あなたの記事全てが反日的なものなので

一つ一つの記事への信頼度が低いですね

日本を批判したいだけですよね

論理的に資料や史実を重視して記事を書いている風潮ですが

実は日本批判をしたいだけというのがみえます

本当に論理的、資料重視、真実を語りたいのであれば

中国、韓国批判の記事も出てくると思うんですが

中央日報の下記記事なんか写真の日本兵の腕に「MP」って書いてありますよね

http://japanese.joins.com/article/913/168913.html

もう、あなたのような日本を悪い言いたいだけな人の話しは誰も信用しませんよ

見なければいいのですが、はてブの新着によく上がってくるんですよね、あなたの記事


この記事自体に関しては。。。

誰も1990年代まで慰安婦は問題になってないなんて言ってないですよ

「1990年代から日本を悪く言いたい人たちが従軍慰安婦って問題をやたら大声で言い出した」

って事ですよ

あと、そもそも、1968年の国会の件も、朝鮮とズブズブの社会党議員の発言ですね。。。。

捉え方、考え方、前提、受け止め方で意見は色々ですが

さも論理的を装い、日本を批判したいだけのブログなんて恥ずかしいですよ

↑ 2013/03/11 12:41 >>さも論理的を装い、日本を批判したいだけのブログなんて恥ずかしいですよ

管理人さんがあれだけエントリーをあげてくれているのにろくに読まないで
飛び込んでくる「アレ」な方が多いですなあ・・・。春休みなんですかね。

山崎山崎 2013/03/11 13:15 韓国との戦後処理は敗戦後すぐに始まっていたわけで、竹島や日本支配下の遺産の帰属性同様
慰安婦について言及されていても不思議ではないですね

ただ、後藤俊雄の「強制」発言ですが、提示された文言だけでは慰安婦という単語が朝鮮人のことを指しているのか
日本人の慰安婦のことを指しているのか判然としないです。
また、発言の脈絡を読むと、「強制」を受けているのは慰安婦の方々よりもむしろ軍の担当部署あるいは
業者の人たちであると読むのが妥当ではないかと。

TakaTaka 2013/03/11 14:06 慰安婦の存在を道義的に問題にしてないよね。
慰安婦の存在を問題視してない。
半強制的を、否定しなかったのも、
流してるし。
すぐ他の話しに、切り替えてるし、
さらに追求したようでも、ないし。

tajitaji 2013/03/11 15:59 >また、発言の脈絡を読むと、「強制」を受けているのは慰安婦の方々よりもむしろ軍の担当部署あるいは業者の人たちであると読むのが妥当ではないかと。
だからなんなのでしょうか?仮にそうだとして「強制を受けた人たち」によって「強制」されたのだから
ただの言葉遊びにしか過ぎないと思うのですが。

Gl17Gl17 2013/03/11 16:22 否定派は「業者が勝手にやっただけ、軍はむしろ取り締まっていた」という言い逃れを常用しているから、そこで軍の指示の基づくという話が問題なんだけどね。
ともかく話の前提をナシにしようとするんだもの無限に引き伸ばしできるよな。

MEME 2013/03/11 17:27 今も全国津々浦々にある「慰安所」。
多くは何らかの形で暴力団の息がかかっており、「慰安婦」たちの人権が守られている保障はない。
そもそも管理売春は明白に法律違反なのに、当局もナアナアで黙許状態。

けしからんですよね。それと同じ程度には兵隊相手の慰安所もけしからんとは思いますよ。
国内のソープや、世界中で現在進行中の人身売買等のことはさておき、
かつての日本兵向け慰安所のことを政治問題化しようというのは自由だけど、
ならば最終的にどういう落としどころを想定してるのか示すべきと思います。
日韓基本条約の例外とすべき理由も、よろしければ。

jcjc 2013/03/11 17:39 思想までいってるからオカシイんじゃないすかね
良方が「日本を悪者にしたい」「日本を悪者にしたくない」という働きで
物事をいってるようにしかみえない。
損をする人と得をする人がいる限り無意味なんじゃないかなぁ
こんな論争は

なしなし 2013/03/11 17:56 >あと、そもそも、1968年の国会の件も、朝鮮とズブズブの社会党議員の発言ですね。。。。
私も社民党議員の発言については疑問を生じます。

>ここで重要なのは、「この派遣につきましては、それらの業者と軍との間で、
>おまえのところでは何名派遣せよというようなことで、
>半強制的なようなかっこうで派遣されておるというようなことも私聞いておる次第でございます」と述べており、
>この時すでに軍の圧力によって強制的に集められていることが言及されており、
「聞くところによりますと、〜」、「私聞いておる次第」だけで事実とは言い切れないですよね。

>それに対して、元陸軍大尉であった園田厚生大臣は特に反論したりしていません。
内務省警保局長通牒で国として隠蔽していた経緯を考えると、大ぴらに反論できないでしょうし、
「この問題として援護することは実態もなかなかわかりませんし、調査も困難でございますので、(略)…」
と答弁しており、指摘とおり反論もしていないが、強制性について認めているわけでもないでしょう。


他にも第071回国会 法務委員会 第40号の赤松氏の発言では、
「朝鮮で狩り出された二百人の婦女子が函館の遊郭に、日本の炭坑夫の慰安婦として無理に売春を強要される。(中略)
日本政府の一貫した政策は、朝鮮及び中国に対する侵略政策、その侵略もきわめて野蛮にしてかつ非人間的な、
人道上許すことのできない数々の蛮行を重ねてきた。私は軍隊には行っておりませんけれども戦争中戦争反対のために刑務所に閉じ込められておりました。
そのときに、大陸の陸軍監獄から送られてまいります多くの受刑者の口から、数々のその蛮行を聞きました。」

炭坑夫の慰安婦と言いながらその後陸軍に話を展開し従軍慰安婦を連想させる恣意的なすり替え発言をしている。
当時の赤とされて投獄されていた人の証言で、思想に偏りも想像でき信憑性に劣る。
しかも強制連行したのは誰かも追及せず、証拠となるその記録はなく本人が聞いただけ。


従軍慰安婦問題については、軍との関係(官娼か公娼か)、強制性はあったか、等の問題があると思うが、
本記事に問題提起している強制性については、下記URLを参考に個人的な意見を言うと、
個人的には社会党議員(後藤、赤松)証言の又聞きレベルよりは、下記URLの方が記録に基づいておりこちらの類推のが賛成できる。
http://nagaikazu.la.coocan.jp/works/guniansyo.html (*1)

強制性について*1では内地での慰安婦の募集活動に対する警察の取締記録等(下記1〜3)について調べ、
結果として強制性は見当たらず、韓国やフィリッピン、台湾等の慰安婦募集についても強制性はなかっただろうと類推している。

1.慰安所の開設を決定した中支那方面軍の要請に基づいて日本国内で行われた慰安婦の募集活動に関する一連の警察報告
 群馬県知事発内務大臣・陸軍大臣宛「上海派遣軍内陸軍慰安所ニ於ケル酌婦募集ニ関スル件」 (1938年1月19日付)
 山形県知事発内務大臣・陸軍大臣宛「北支派遣軍慰安酌婦募集ニ関スル件」(1938年1月25日付)
 高知県知事発内務大臣宛「支那渡航婦女募集取締ニ関スル件」(1938年1月25日付)
 和歌山県知事発内務省警保局長宛「時局利用婦女誘拐被疑事件ニ関スル件」(1938年2月7日付)
 茨城県知事発内務大臣・陸軍大臣宛「上海派遣軍内陸軍慰安所ニ於ケル酌婦募集ニ関スル件」 (1938年2月14日付)
 宮城県知事発内務大臣宛「上海派遣軍内陸軍慰安所ニ於ケル酌婦募集ニ関スル件」 (1938年2月15日付)

2.慰安所開設対する内務省の意向を徹底、警察の意思統一、慰安婦の募集と渡航の合法化、軍と慰安所の関係を隠蔽化
 内務省警保局長通牒(内務省発警第5号)「支那渡航婦女ノ取扱ニ関スル件」(1938年2月23日付)

3.上記内務省警保局長通牒の措置に応じるべく命じた出先軍司令部向けの指示文書
 陸軍省副官発北支那方面軍及中支派遣軍参謀長宛通牒、陸支密第745号「軍慰安所従業婦等募集ニ関スル件」(1938年3月4日付)



結局、終戦間際に姑息に戦勝国を主張した上、日本が日韓基本条約で賠償を行っても、次々おかしな難癖付けてに後だしジャンケンで金をせびる、
慰安婦問題についても、記録を出さず自称韓国人慰安婦本人の証言のみ(かつ年代が明らかにおかしい人まで現れれる)、
新大統領に就任した朴も1000年(感覚的には永遠の意味合いだろう)は禍根は忘れないと言ってる国に付きあう必要性はあるのかと思う。
麻生副総理も未来志向でといっても変わらんだろう。
領土問題まで浮上した今、上げ足とるようだが、1001年後までseee youでいいと思っているのが現在の大半の日本人じゃないのか?
震災をお祝いする国、200百億もの義援金を送って下さる国、当時どちらも同じ状況だった。
今の日本はどちらと友好を深めるべきか明らかだろう。

なしなし 2013/03/11 18:15 上で書いたのだが、言い忘れたので追記。
慰安婦問題を人道的問題というなら、韓国自身は自分を棚に上げてないで、
ライダイハンの問題の解決や賠償を積極的に行うべきだろう。
今回のWBCを見てわかるだろうが、アジア周辺国は日本に嫌悪を抱くどころか、
韓国にとって意外であっただろう国も親日なんだぞ。

通りすがり通りすがり 2013/03/11 18:38 いわゆる従軍慰安婦問題に関する賠償請求の論拠の一つは、日韓基本条約締結当時には問題が認識されておらず、1980年代、90年代になってはじめて発覚したため賠償請求の射程には入らないというものです。
ところが、筆者のご主張のように、日韓基本条約締結以前から既に問題が認識されていたとするならば、日本政府が主張する「日韓基本条約によって解決済み」との論はますます説得力を有することになりますね。

frothmouthfrothmouth 2013/03/11 18:44 (・∀・)正直3/11からこんなアホは話をしてもしょうがないとは思うのだが、あんまりおもしろいから書き込んでしまう不謹慎な私

frothmouthfrothmouth 2013/03/11 19:00 (´∀`)でもこの騒ぎで国政に興味持ったり、議事録を調べたりする人がきっと増えてくれるよ!やったね!

なしなし 2013/03/11 19:02 そんな暇な人、そんなに居ないよきっと。

frothmouthfrothmouth 2013/03/11 19:16 (´・ω・`)え〜そうかな。あ、2つ上の投稿は「アホは」じゃなくて「アホな」の間違いね。

なしなし 2013/03/11 19:24 見た人が判断することでいいんじゃないかしら、それで。

aa 2013/03/11 20:01 >ライダイハンの問題の解決や賠償を積極的に行うべきだろう。

ライタイハン問題は、じゃぱゆきさん問題のようなもので、韓国人とベトナム人現地妻が恋愛結婚したけれども
現地妻をおきざりにして帰国したという問題です。
これはもちろん人権問題ですが、組織的強姦とは何の関係もありません。

慰安婦問題について、根拠が薄弱だとか、証言が信用できないといいながら、ライタイハン問題については
何の根拠もなく慰安婦問題と同一視するという二枚舌はやめていただきたい。

nidanida 2013/03/11 23:39 「半ば強制」じゃダメだろ。奴隷狩りのような強制連行じゃなきゃ。ちゃんと日本を糾弾しろ。

rawan60rawan60 2013/03/11 23:53 まあ、この当時は戦地に赴いていたり、指揮を取っていた軍人も(議員等に限らず)多くいたわけで、その人たちは軍が慰安婦をいいように徴集して酷使したなんてことは当然知っていたわけで、「しかも遺族の人も、まことにいい話ではございませんので遠慮しがちになってくる。全然声が出てこない。」であろうことに胡坐をかいて、援護法どころか、その存在までも闇に埋もれたままであれば良いという態度であったといえるでしょうね。
そしてその精神性は、時を経た1990年の衆院予算委員会における労働省局長(当時)の答弁「従軍慰安婦なるものにつきまして、古い人の話等も総合して聞きますと、やはり民間の業者がそうした方々を軍と共に連れ歩いているとか、……、事態について、私どもとして調査して結果を出すことは、率直に申し上げてできかねる…」という形に「進化」していたんでしょう。

rawan60rawan60 2013/03/11 23:58 まあ、国会レベルで言えば、例の中山議員のように、今度は資料を捻じ曲げて自己解釈し、歴史修正主義発言を展開するという、最低、最悪な状態になっていますが。

浜かもめ浜かもめ 2013/03/12 00:21 いつも大変貴重な資料の採集と提示、拝見させていただいております。浅学の私のようなものに、こちらのブログはとても有意義に思います。今後共よろしくお願いします。
今回の情報のご提示において、最も重要な引用部分とはここだと思います。
>遺族の人も、まことにいい話ではございませんので遠慮しがちになってくる。全然声が出てこない。
この問題の最も根深いところは、被害者たちが内情を吐露できない性格の問題であるということです。まさにレイプ被害と同じですね。性的暴行について検証することを恥とし、その事を語ること自体をタブーとする風潮を作り上げ、被害者の口を塞ぐ。これを卑劣と言わずなんというのでしょうか?それがあろうことか、この国が公然と行っていた推薦事業であるということ。私には、この問題が全て、例え「正常な契約に基づく売春婦の問題」(ありえないですが)であったとしても、その異常な労働実態と、そしてその後の労働対価についてのみを遡上とするともってしても、充分に非人道的な事であったと思います。
いわゆる否定論者は、この基本的な人間的感覚すら放棄した上で「独自の超理論」を大量の文献を極めて恣意的に撒き散らして構築していきます。上の投稿にも見られますね。
私は彼らの如き人を、全く信用できません。放言させたままではならない、と思います。
これからもご活躍いただけることを、切に願います。頑張ってください。

mash_plusmash_plus 2013/03/12 06:40 scopedogさん、初めまして。
相変わらず香ばしいクソウヨが沸き上がってますが、しかしこの連中の慰安婦問題を「ないこと」にしたいという情熱はいったい何から来てるんでしょうね???
おっしゃるように、慰安婦問題はかなり以前から問題視されていたわけで、まして慰安婦の存在そのものは戦後を通じて認知されていたわけで、たかだか30年近くの間にどうしたとか言う話じゃない。この手の連中は、その内側に何か旧日本軍と同じようなメンタリティを抱えてるから、ああも過敏に反応するのか…というゲスな勘繰りをしたくもなります。MEさんもおっしゃる通り、風俗業界における人権侵害は慰安婦と相通じる問題ですし、いじめ問題は戦時強姦の論理とオーバーラップするものですし。

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