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◆大相撲春場所2日目 ○白鵬(寄り切り)高安●(11日・ボディメーカーコロシアム) 東日本大震災から11日で丸2年を迎えた。大相撲の横綱・白鵬(28)=宮城野=が被災地の子供たちへ「忘れないよ 夢」とメッセージを寄せた。色紙は昨年、震災で消失した土俵を再建した岩手・山田町へ贈る意向を示した。28歳の誕生日でもあるこの日は春場所2日目の取組で東前頭筆頭・高安(23)=鳴戸=を寄り切って完勝。復興への思いを込めた白星を被災地へささげた 。
角界トップの白鵬が、復興支援に尽力した汗が今、少しずつ花が開こうとしている。
震災当時、岩手・大槌中2年で現在は青森・弘前実高相撲部に所属する小原祐也さん、岩間弘将さん(ともに1年)。白鵬と2人との交流は11年3月に日本相撲協会が大槌中相撲部に新品の白いまわしと11枚とバスタオル20本を贈ったことから始まる。
同部監督の駒林規也さん(享年41歳)が津波の犠牲になり、稽古場は消失するなど、部員は大きな悲しみを味わった。そんな少年たちに、白鵬はバスタオルにサインを記し自身の手形サイン色紙20枚も添えた。その後は東京・墨田区の宮城野部屋に招待したり、昨年の3月11日には小原さんが誕生日を祝う手紙を贈り、励ましてきた。
2人は共に相撲強豪校として知られる弘前実に昨春から進学。このほど県の新人戦中量級で小原さんが優勝、岩間さんが準優勝を飾った。横綱からの言葉、支援が悲しみを癒やし新たな目標へ挑む力へ変えた。2人に白鵬は相撲部屋に入るよう声をかけている。将来、どんな花を咲かせるのか。横綱はこれからも見守り続ける。
(2013年3月12日06時01分 スポーツ報知)
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