氷室京介の実家、放火で半焼…３７歳女出頭(1/2ページ)

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　歌手、氷室京介（５２）の群馬県高崎市にある実家に火をつけたとして、高崎署は１１日、前橋市に住む無職の女（３７）を現住建造物等放火容疑で逮捕した。

　高崎署によると、火災は１１日午前５時５０分ごろに発生。氷室の両親が住む木造２階建ての実家が半焼、隣接する木造平屋が全焼するなど３棟が全半焼した。

　火は約２時間半後に消し止められたが、氷室の母、寺西綾子さん（７９）が避難する際に転倒し、右腕を骨折して全治３カ月の重傷。父の寺西正雄さん（８９）にけがはなかった。また木造平屋に住む男性（６３）も顔をやけどする軽傷を負ったという。

　同日午前６時ごろ、女が「氷室さんの家に（ガソリンをまいて）火をつけた」と高崎署に出頭。氷室狙いの可能性もありそうだが、氷室本人や両親との面識はないといい、取り調べでいきなり鼻歌を歌い出すなど意味不明な言動を繰り返していることから、同署は刑事責任能力の有無も含めて慎重に調べている。女が氷室のファンであるかどうかは不明だ。現場はＪＲ高崎線倉賀野駅から約４００メートルの住宅街。同署によると市内では最近、放火とみられる火事が相次いでいた。

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