数多くのスポーツ選手の物語をマイク一本で語ってきたタレントの山田雅人(52)が、3年前から取材を続けてきた「松井秀喜物語」を完成させ、3月27日に東京・表参道のスパイラルで初披露することになった。
伝説となった92年夏の甲子園での5打席連続敬遠をスタンドで生観戦。あれから約20年がたち、当時を知らない若い世代にも伝えていこうと2010年1月に星稜高を訪ね、山下智茂総監督らから話を聞いた。巨人・長嶋茂雄監督との出会いやメジャー挑戦など「(当時の心境を)勝手に想像して語っていいものか?」という葛藤があったが、昨年末の引退会見で松井自身の口から語られたことで吹っ切れたという。当日は会場で引退記念グラフ「夢と感動をありがとう 松井秀喜」の販売も行われる。
[2013/3/11-06:01 スポーツ報知]