俳優の千葉真一(74)が10日、東京・世田谷で行われた母校・日体大の卒業式で「特別卒業認定証」を授与された。
1957年に入学した千葉は体操で五輪を目指していたが、2年の時に跳馬の着地に失敗して両膝や腰を故障。医師から1年間の運動禁止を言い渡され、中退を余儀なくされた。同校がこのほど「100単位以上を修得。卒業はできなかったが、その後、社会で顕著な功績を挙げた」などの理由で卒業を認定。
57年がかりで晴れの卒業生となった千葉は「これから、もうひと花咲かせなければ」と気持ちを新たにし、50歳以上も若い“同期”たちに「これからの日本を支えてほしい」とエールを送った。
[2013/3/11-06:02 スポーツ報知]