◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
◆大相撲春場所初日 ○日馬富士(上手出し投げ)栃煌山●(10日、大阪・ボディメーカーコロシアム) 連覇を狙う東横綱・日馬富士(28)=伊勢ケ浜=が東小結の栃煌山(26)=春日野=を上手出し投げで下し白星スタートを切った。2場所ぶりの優勝を目指す西横綱・白鵬(28)=宮城野=も西小結の安美錦(34)=伊勢ケ浜=を小手投げで倒した。4大関もそろって白星スタートで春場所初日としては10年以来、上位陣が全員安泰となった。
日馬富士が盤石の白星発進を決めた。栃煌山に頭で当たって上体を起こした。左に動き左上手を取ると鮮やかに出し投げを決めた。わずか2秒9の完勝劇。「相手の動きがよく見えた」。過去の直接対決は8勝6敗だったが、これで6連勝。相手への苦手イメージを拭い去り、全勝優勝した初場所の初日から16連勝で今年無敗を守った。
自らにとって春場所は「序ノ口優勝、三段目優勝、三賞受賞をしてゲンがいい」と話すが幕内優勝は未経験。大阪で賜杯を初めて抱くために場所前、スッポンと温泉からパワーをもらった。「元気が出ると言われているからね」と親交のある日本料理人・神田川俊郎(73)の店へ通い、スッポン料理に舌鼓を打った。また稽古後には毎日、宿舎近くにある温泉へ直行。古傷の左足首を自然の湯で癒やしている。
横綱3場所目で初の東横綱に就いた初日。一方で「落とし穴」も待っていた。初めて東方からの横綱土俵入りでは体の向きを間違え禁忌とされる「正面に尻を向ける行為」を2回してしまった。本人は「いつも通り心を込めた」と話したが、誤りを指摘されると「さあ何だろう。分からない」と苦笑いしたが、取組には影響はなかった。
土俵入り後の賜杯返還では肩を痛めた北の湖理事長に代わり、師匠で審判部の伊勢ケ浜部長(元横綱・旭富士)へ返還。日馬富士は「気持ちいい。いつか親方からもらいたい」。理事長の肩が治らなければ連覇なら千秋楽で師匠が渡す可能性もあるが「本当に? 全身全霊で頑張ります」と引き締めた。今年の目標は「年間最多勝」。夢へ更に一歩近づくため、2場所連続優勝を狙う。
(2013年3月11日06時03分 スポーツ報知)
国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)
巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!
翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)
携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)