株式会社ハッピーエンド 代表取締役 菅野 景司

代表取締役 菅野 景司

株式会社ハッピーエンド 代表取締役 菅野 景司

代表取締役 菅野 景司

株式会社ハッピーエンド
設立 2011年
事業内容
  • webマーケティング事業
  • リアルマーケティング事業
  • ビジネスマッチング事業
  • メディア開発事業
会社HP http://happy-e.jp/

「真理を追究したい」物理学者を目指して理工学部に

高校生の頃から漠然と、「起業したい」という思いがありました。

しかし、高校時代に自分が何をやりたいかを考えた結果、
人間にとって一番やりがいがあるのは真理探究ではないかという結論に至ったのです。
コンピュータがいくら発達しても、しょせんは人間が作ったもの。
それに比べると、物理学は根本の法則で、人間の歴史にくらべるともっと大きな存在です。

そういう真理を追い求めることが、人間にとって一番の喜びではないかと考え、
「物理学者になるしかない」と思ったのです。
そして、大学進学と共に仙台から上京し、理工学部に入りました。

大学時代はボランティアに熱中。資金集めのために起業を決意

大学に入り、友人から誘われたのをきっかけに、
ボランティア活動を始めたらのめり込み、
「これは学者をやっている場合ではない」と思いました。

学生団体を作ってカンボジアに学校を作ったり、
老人ホームを慰問したり、募金活動をしたりと、あらゆる活動を行ううちに、
命を救う喜びや、人は自分が考えているよりもっと可能性があるということを感じました。

しかし、ボランティアには多くのお金が必要で、個人でやるには限界があります。
そこで、お金を集めるには起業するしかないと思ったのが、
本格的に起業を志したきっかけです。

独立を視野にWEB関連会社に就職

結局、大学にはほとんど行かず、ボランティアやインターンに精を出し、
5年間在籍して中退。
卒業後は、WEB関連の会社に就職しました。

WEBの知識も経験もありませんでしたが、自分で調べた結果、
お金を手に入れるにはWEB業界が手っ取り早いとい考え、
まずは経験を積んで独立するために就職しました。

学生時代に、ボランティアで何十人という人をまとめ、また、
インターンで仕事も経験していましたが、実際に社会に出ると全く違う世界でした。
それは、「ノルマ」というものがあるからです。

営業に非常に力を入れている会社で、
しかも、新卒応募者200人の中から私一人が採用されたこともあり、
上司からの期待は非常に大きいものでした。
一新人営業マンではなく、会社の集客を早く担ってほしいという要求が高く、
土日も休まず仕事を覚えました。

その会社では、社会人としての基礎や、
WEB業界の基本的やお金の流れなどを学ぶことができました。

ベンチャーに転職するも、従業員の立場に限界を感じて独立

2年勤めて退職し、求人広告を見て、私より年下の社長一人でやっていた、
WEB系のベンチャー企業に応募し、転職。

もともと、「一から何かを作り上げたい」という思いがあったので、
規模の小ささに惹かれたのです。
そして、会社はどんどん大きくなり、社員数40人ほどに成長しました。

しかし、働くうちにいろいろな限界が見えてきました。
No.2のポジションとはいえ、最終的には社長の決断に従わなくてはいけません。
一従業員ですから、時間の融通もきかないし、金銭面でもできることは限られます。

また、ボランティアや人助けがしたいという私に対し、社長はお金をもうけ、
会社を大きくしたいというのが目標。
本来、自分がやりたかったことから離れていく気がしてきました。

そこで、初めて独立を強く意識し、2年勤めた会社を退職。
2010年、27歳のとき、一人で独立しました。
個人事業主から始め、半年後に、株式会社ハッピーエンドを設立しました。

お客様を一から開拓しなくてはいけないので、1日100件ほどテレアポをし、
地道な営業活動を重ねました。

「全ての人を幸せにするために」さまざまな事業を展開したい

弊社では、WEBコンサルティングやWEBマーケティングを中心に、
営業代行などの事業も行っています。

弊社の強みは、費用対効果を重視していることです。
お客様の目的に応じて、SEOだけでなくさまざまな手法を駆使し、
最適な手法を最適な時期に提供しています。

今後は、WEBマーケティングを今の事業を活かしつつ、
さまざまな分野に事業を展開していきたいと考えています。

私の目標は、全ての人を幸せにすること、命を救うことです。
それは、終わりのない目標です。

そのための手段はたくさんあります。
「これだけやれば終わり」というのではなく、政治や教育、医療、
法律などいろいろな面で仕組みを作っていかないと、なかなかよくなっていきません。
そういった仕組みを作っていきたいと考えています。

私の目的のためには、たくさんのお金が必要ですから、
会社が大きくなればなるほどいいのです。
だから、その手段は問わず、ジャンルにこだわらず、
いろいろな分野に挑戦していきたいです。

一生懸命何かに打ち込めば、自分のやりたいことが見えてくる

「自分がどうしてもやりたいこと」は、
ある程度の社会経験を積まないと見えてきにくいと思います。

少し考えて、あとは行動あるのみ!
ひたすら挑戦し、反省し、また挑戦して、
ということをくり返すしかないのではないでしょうか。

学生のうちから、インターンやアルバイト、ボランティアなどで
社会経験をするのもいいでしょう。
何でもいいので、何かに一生懸命打ち込めば、道は見えてくるものです。

カテゴリー: IT・モバイル, 情報処理・ソフトウェア   タグ:   この投稿のパーマリンク