上関・反原発集会
2013年3月10日 19:56あすで東日本大震災から2年です。原発建設計画の中止を求め、上関原発反対派の集会が開かれました。原発に反対する上関町民の会など反原発派の4団体が開いたもので、県内外からおよそ250人が参加しました。集会では、福島県郡山市で農業を営んできた中村和夫さんが被災して現在に至るまでの経緯を語り、放射能の影響や風評被害で農作物が売れないつらさを訴えました。中村和夫さんは「本当に今農家としてやり場のない(気持ち)。誰がこんなことしたんだと。これほどの大事件を起こして、誰も責任取ってる人がいない」とし、福島の復興支援は原発をなくすことだと訴えていました。集会のあと参加者は原発反対の旗を掲げ、町内をデモ行進しました。