11日で東日本大震災から2年を迎えますが、金沢市内では、10日、福島第1原発事故の早期収束と脱原発を求める集会が開かれました。10日は全国各地で、東日本大震災からの早期復興と、脱原発を求める集会が開かれました。金沢市内でも市民団体が集会を開き、南相馬市で農業を営んでいた亀田俊英さんが、原発事故後の被災地について講演しました。亀田さんは「2年経って、家族間で意見が合わずに離婚したり、震災関連死が増えたりと、復興どころか、かえって深刻な問題となっている」と話し、「過ちを二度と起こさせないように、原発をなくさなければならない」と訴えました。なお、集会では政府に原発事故の収束宣言を撤回し、被災者支援の徹底を求めるアピールを採択しました。 (18:46)
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