再稼働「反対」訴え　静岡で集会

　全炉停止中の中部電力浜岡原発（御前崎市佐倉）の再稼働に反対する市民グループ「浜岡原発を考える静岡ネットワーク」が１０日、静岡市葵区の青葉シンボルロードで、脱原発を訴える集会を開いた。
　来場者の中から希望者約２０人が１分間スピーチを行い、「静岡で福島の悲劇を起こしてはいけない」などと主張した。呉服町通りのパレードやライブも行い、主催者発表で約３００人が参加した。
　グループはこのほか静岡鉄道新静岡駅周辺で、通行人に呼び掛けて同原発の在り方を３択から選んでもらう「シール投票」を実施した。１時間２０分で５３５人が投票し、「再稼働反対」が３９０人、７３％（前年比８ポイント減）を占めた。「再稼働ＯＫ」は７２人で１３・５％（同５ポイント増）、「分からない」が７３人で１３・５％（同４ポイント増）だった。