東日本大震災からの復興と原発のない社会を目指す「原発をなくす香川の会」が10日結成され、香川県高松市片原町の市生涯学習センターで集会が行われた。
同会は、香川革新懇や四国反原発連合などが中心となり構成。この日の集会には、約220人が集まった。
集会では、原発をなくす全国連絡会運営委員で全労連事務局長の小田川義和氏が講演。小田川氏は「被災者の間には、行政に自分たちの意向が反映されていないことなどに対する不満が広がっている」と現状を説明。「息の長い闘いになるだろうが、草の根運動で力を合わせよう」と訴えた。
集会の後、参加者は原発ゼロを訴える横断幕を手に商店街などを行進するアピール活動も行った。