障害はヒロイン自身
投稿者:
久遠
[2012年 06月 11日 (月) 12時 24分 52秒]
トラウマを招くような過去を持たない才色兼備なヒロインの自己評価の低さには疑問。愛する人の傍にい続けるより離れることにとことん尽力する姿には共感の生まれる余地がない…
果てには不妊を原因に自己否定に走り、自分自身は忌避していた政略結婚をヒーローに押しつけた挙げ句、実は妊娠していたと判明しても新たな命に自分だけ救いを見出して喜び、機械同然の未来へ進むヒーローの不幸や存在を隠す我が子から父親という存在を奪うことに思い至らない。ヒロインが妊娠して『子供を得ることの出来ない人には救いはない。』という結論が苦い。非好意的だったヒーローに対してさえ、卑屈すぎるヒロインを愛してしまった故の報われなさに涙を止めることが出来なかった。
最終的にハッピーエンドと銘打たれることになったとしても、その結果を得るだけの努力を放棄したヒロインであったことを私は忘れれません。