どうも。
先日、頭蓋骨について書きましたが
これがなかなか好評だったので、ついでにもうちょっと書いてみます。
今回は前回話題にしなかった頭のてっぺんの骨(頭頂骨)について。
緑の部分が頭頂骨です。
頭頂部には脳脊髄液の圧力をコントロールするモニターや
運動領域、知覚領域があります。
頭頂骨は頭蓋骨の天井の大部分を占める大事なパーツなんです。
頭頂骨を調整することにより脳への血液の循環が改善されます。
頭の疲れと戦うビジネスマンや学生にやってあげると喜ばれますね(^^)
感覚が鋭い方は頭の中で何かが変化するのを感じられるでしょう。
ちなみに、各パーツのつなぎ目を縫合(ほうごう)といいますが
これらの部分は呼吸とともに若干動いてますが
(西洋医学では動く説と動かない説があるようですが
私は動く説を支持しています。触診で動きがわかるし
実際に今まで改善させてきた実績があるわけですから)
何らかの理由でこの動きが阻害されると
色んな症状が出てくると言われています。
軽いタッチで動きをつけてあげると頭がスッキリしますよ。
緑の部分の中央に線みたいなのが見えますが
これは矢状縫合(しじょうほうごう)といいます。
頭がぼ〜っとする時などたいていこの部分の動きが悪いです。
さらにこの部分は肛門とリンクします。
頭がぼ〜っとする時はお尻のしまりも悪いと言われています。
逆に肛門を閉めると、矢状縫合が緩んで動きが良くなります。
よく昔の人が「ケツの穴をしめろ!」とかいいますが
実はこれにも理由があったわけですね。
私も姿勢チェックの際に
患者さんにお尻を引き締めてもらうようにアドバイスしています。
ヒップも引き締まるし、頭の血流も良くなるしで
いいことだらけですね(^^)
いつも思うのですが、昔の人の言うことって間違いじゃないですよね。
むしろ言葉に中に色んなヒントが隠されているような気がします。
ついでに再度、前頭骨(黄色の部分)について。
大脳の前頭葉は感情や理性の中枢で
心配事や過度のショックによっておでこ部分の硬膜がねじれたり
前頭骨がずれると、前頭骨の縫合が動かなくなります。
逆に硬膜がねじれたり、前頭骨がずれると、ちょっとしたことで
感情的になったり、情緒不安定になったりします。
これを確実に調整することで
適正な判断や考え方ができるようになると言われています。
前頭骨や硬膜を介して内なる精神に働きかけるんです!
佐賀県武雄市の頭の疲れと戦う人の味方
今日の一言
頭蓋骨の調整には可能性がたくさんあります!
「私の奇妙な休日」の
あのお写真を拝見した後では
何を書かれても笑ってしまいます〜〜
かなり腰に負担のかかる写真もありましたので
先生のお体が心配です(笑)