第一話「創生の念動砲弾」
唐突だが、少し語らせてくれ。僕の名前は咲群 綺螺羅。学園都市とか言う場所に住んでいる訳だが、ここは5年前、ある能力者が全てを壊した。今はきれいになっているがそいつの能力はlevel5を簡単に超えていて周りからはlevel6と言われるまでになっている。勿論そいつはこの都市に住んでいる。俺は何故かこいつと対峙したいと思いやってきたのだが・・・
「・・・広すぎる」
ここ広すぎだろおい!俺の所とはまったく違うけれどこんなに迷うもんか?地図持ってるが見方がわからん!どうすれば・・・!
「・・・何か困ってる?」
「あ、すいません。今引っ越してきたばかりでよく地図がわからないんです・・・」
「そうな?。なら少しお手伝いしてあげよっか?」
「助かります」
学生服を着た女子生徒が話しかけてきて早々気を使ってくれた!すげぇなここ。やさしい人ばっかりなような気がする。しかし、さすがにいきなりため口かぁ、やっぱ俺の身長低いかなぁ・・・
「君、どこにすんでるの?」
「僕は確かBエリアのどこかのマンションですけど・・・」
「そうなんだ。お母さんの居場所とかわかるかな?」
すこし腹が立った。だが勿論耐える。そして僕は
「あの、僕小学生じゃないんですけど・・・」
「え?そうなの?」
「はい、僕こう見えても中学1年でして・・・」
「え!?本当ですか!?ごめんなさい!なんか背が小さいので勘違いしてしまいました!」
「いえいえ、身長が低いほうがいけないんです」
・・・やっぱ小学3年くらいだと思ってたな。この人。しかも小6って、俺より年下じゃね~か!
「それで、今思ったですが、あなたが右腕につけてるその腕章。なんですか?」
「あ、これですか?これはこの学園都市を守るために結成された組織。ジャッジメントの腕章です」
「へぇ~・・・ジャッジメント、ですか・・・」
ちょっと中二臭くてかっこいいと思ってしまった・・・
「あ、たぶんこれです。」
そう言って俺は自分のマンションの表札を指指した。
「そうですか。困ったときはまた言ってください。」
「はい、頼りにさせて頂きます」
そうしてマンションに入るとそこは男子寮らしき所だった。いや男子寮だ。男子寮っていいなぁ・・・
「え~っと、僕の部屋は・・・二階か」
そうして階段を使い二階へ向かった。
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