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太陽光発電 買い取り価格引き下げ
3月11日 18時40分

太陽光など再生可能エネルギーによって発電された電力を、電力会社が買い取る制度で、経済産業省の委員会は、新年度は、太陽光で発電された電力の買い取り価格を、事業用で1キロワットアワー当たり37.8円に引き下げるなどとした原案をまとめました。

去年7月に始まった再生可能エネルギーの電力買い取り制度では、年度ごとに電力会社が買い取る価格が見直されます。
これについて検討してきた経済産業省の有識者委員会は11日、新年度の価格の原案をまとめました。それによりますと、このうち太陽光発電については、比較的普及が進み、設備設置のコストが下がっているとして、現在の1キロワットアワー当たりの税込みの買い取り価格42円を、新年度は、事業用を37.8円に、家庭用は38円ちょうどに引き下げるとしています。
一方、太陽光発電以外は価格を据え置き、いずれも大規模な発電で、風力発電が23.1円、地熱発電が27.3円などとしています。これらの料金で電力会社が買い取った費用は、電気料金に上乗せされますが、資源エネルギー庁は、使用量が平均的な家庭では、新年度の料金負担が全国平均で33円増えるとしています。
政府は、この原案について広く意見を募ったうえで、今月中に買い取り価格を決定する方針です。

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