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2013/03/11 3・11原発推進・天皇出席の震災2周年追悼式典―全国一斉黙祷反対!集会&デモ(東京・池袋)

3・11原発推進・天皇出席の震災2周年追悼式典―全国一斉黙祷反対!集会&デモ

▼3月11日(月)12時会場
▼豊島区民センター第2会議室
 http://www.toshima-mirai.jp/center/a_kumin/
▼各地からの取り組み報告
▼基調報告
▼資料代500円

主催:3・11 原発推進・天皇出席の追悼式典やめろ集会実行委員会
呼びかけ団体:反戦反天皇制労働者ネットワーク
連絡先 FAX 03-3446-9058

安倍極右政権は3月11日、天皇出席のもと政府主催の「東日本大震災二周年追悼式」を国立劇場で行うことを決めました。昨年同様に首相、衆参両院議長や遺族などが参加し天皇が「おことば」を述べ、被災各地の追悼式典会場に政府式典の映像を映し、地震発生時刻の14時46分に天皇と共にする全国一斉黙祷をつくりだそうとしています。

 民主党政権下ではじまったこの震災の犠牲者に対する「慰霊と追悼の国家式典」は、国家権力・独占資本が自らの国家犯罪=福島原発事故の責任を隠蔽しつづけ、一刻も早い核・原子力立国の復興をはかるために仕組まれたものです。すべてを「未曾有の天災」のせいにして、救援の遅れでいのちを奪われた被災者や、原発事故によっていのちと健康、生活と生産の基盤を根こそぎ奪われた住民や労働者の悲憤を鎮め、全国民を天皇が呼びかける挙国一致の「復興」に誘導(強要)するものです。

 天皇は昨年の追悼式典で、「再びそこに安全に住むためには放射能の問題を克服しなければならない……」と発言しました。これは「避難解除」によって被災地住民を放射線被曝にさらしつづけ、東電の補償を打ち切り、「収束」「復興」を演出し、原子力規制委員会による「新安全神話」のもとで原発再稼働や「核燃料サイクル」推進をねらう政府・独占資本の政策を推奨する発言にほかなりません。事実、政府は「除染」によって放射能汚染が「克服」できるかのようなペテンをもって多額の税金を投入し、原発関連企業を再び儲けさせ、住民と除染労働者に被ばくを強い続けています。今も多くの原発労働者に、多重下請によるピンハネや「収束宣言」による賃下げをおこない、高濃度汚染下での「廃炉作業」を強いているのです。

 被害者や被ばく労働者は、苦難を乗り越えて事故責任追及と補償要求、「ピンハネ許すな、人間として、労働者として扱え」と闘いにたちあがっています。私たちにいま問われているのは、核・原発推進の巨大な勢力と対峙し、ストライキを頂点とする階級的な団結と闘いを構築することです。 「一斉黙祷」のねらいは、国家犯罪の加害者である国が、被害者や反原発の人々をも天皇の「紐帯(ちゅうたい)」で結ばれた「日本国民」であるとして挙国一致の「慰霊と復興」を強いることにあります。天皇の「紐帯」とは、「国や東電を絶対許さない」人々の憤りを消去(あるいは緩和)するペテンの別名です。天皇も原発推進者であることをしっかり見据え、闘いましょう。

 私たちは、天皇と共にする一斉黙祷を断じて拒否します。
 職場・地域から反核・反原発に貫かれた、3月11日14時46分の一斉黙祷に反対し、半旗(「日の丸」)掲揚阻止の闘いをあらゆるところで、とりわけ職場や学校でつくりだしましょう。
 3・11原発推進・天皇出席の震災2周年追悼式典―全国一斉黙祷反対!を共に闘いましょう。

*集会&デモの趣旨に反する方、妨害を目的とした方の参加は固くお断りします。

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