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【ゴルフ】

遼 ホールインワン 8位浮上

2013年3月11日 紙面から

◇プエルトリコ・オープン<第3日>

 ▽9日、プエルトリコ、リオグランデ、トランプ国際GC(7453ヤード、パー72)▽曇り、気温24度、弱風▽賞金総額350万ドル、優勝63万ドル▽77選手

 【リオグランデ(プエルトリコ)テッド・ムース】遼が米ツアー初エースを決めた。31位から発進した石川遼(21)が、8番(パー3)でホールインワンを達成。ほかに1イーグル、4バーディー、2ボギーで66をマーク、首位と6打差となる通算12アンダーにスコアを伸ばして8位に浮上した。ファビアン・ゴメス(アルゼンチン)とスコット・ブラウン(米国)が通算18アンダーで首位に並んだ。

 7番までに2バーディー、1ボギー。迎えた8番パー3で石川が魅せた。この日はこれまでよりも前のティーグラウンドを使用したため、距離は183ヤード。右からの向かい風。手にしたクラブは6番アイアン。「狙いよりも5メートルくらい左にいってしまった」という石川はフィニッシュでクラブから手を離した。ボールはピン手前2メートルに落下すると転がってカップに吸い込まれた。

 グリーンに向かって歩き出していた石川に関係者からの「入った!」の叫び声が聞こえた。ホールインワンを知った石川は、キャディーとハイタッチ。同組選手とも手を合わせて喜び、カップからボールを拾うと、両手を天に突き上げた。「ミスショットしたアプローチが入った感じ。今までのホールインワン(国内戦で2度。国内戦練習ラウンドで1度)はいいショットが多かったので、運があると思った」と笑顔を見せた。

 このあとも攻めの姿勢を見せた石川は、11番はボギーだったが、15番でイーグル、17、18番と連続バーディー奪取で、今季自己ベストスコアの66につなげた。これで首位と6打差。「きのうより内容が良くなっている。パットでいいストロークができれば、今日以上のスコアは目指せる。ぜひいいニュースを届けられるように頑張りたい」。練習場に向かい入念にショット、パットを調整して最終日の巻き返しに備えた。

 

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